2016年のフルモデルチェンジ直後に何度か運転したことのあるトゥインゴ。後期型にあたる長期レポート車に乗るのは初めてで久々にRRレイアウトのクルマを運転することになった。

レポート日:2021年1月20日

オドメーター:5303km

TEXT&PHOTO◎松井亜希彦(MATSUI Akihiko)

トゥインゴ、小さいのですやっぱり。全長は3645mmでトヨタ・ヤリスより300mmくらい短い。なのにホイールベースはヤリスの2550mmより60mm短いだけの2490mm。ただし乗車定員は4名になる。

コンパクトなだけではなく、前後オーバーハングの小ささが際立つ。

以前の印象だと「やっぱりRRレイアウトはフロントまわりが軽いなぁ」と思ったけれど、今回はあまりそう思わなかったのはどうしてなのか。それよりも驚いたのは、屋根が大きく開いているキャンバストップなのに車体の剛性感がものすごいことだった。オープンにして街なかを流している限り、変な音も聞こえずボディのしっかり感が溢れ出ている感じ。

借り出した日は1月にしては気温が高かったので、天気もいいしオープンで走る。

しかもRRの利点でステアリングがものすごく切れる。最小回転半径は4.3mでヤリスFF15インチ車は4.8m。ボディの見切りもいいから、数年ぶりに運転してもすぐに混んだ細い道に不安なく入っていける。混んでない細い裏道を積極的に使う気になるのはありがたい。大きな借り物のクルマだとルート選びも安全な広い道を選んでしまう、心配性の自分なので。



ステアリング調整はチルトのみで、テレスコピックはなし。

Aセグメントのライバル?フィアット500C

同じようなサイズのクルマにフィアット500がありますが、あちらは自動クラッチ式5速MT、いわゆるロボタイズドMTの独自のクセがあるので万人にはお勧めしにくい。しかも今回のレポート執筆のため値段を調べたら、フィアット500のカブリオレモデルは1.2L直4で266万円、0.9L直2ターボで295万円もするんですね。トゥインゴキャンバストップは0.9L直3ターボ+6速DCTで213万5000円とお買い得。



前日に時計合わせをしたのに、どうしてズレている?

ひとつ気になったのは、なぜか車載オーディオの時計の時間帯?がずれることがあった点。借り出したときにトリップ計チェックや車載時計の時間のズレを直してから走り出すことが多い自分なので、今回のトゥインゴも「あれ、時計がずれてる」と正しい時間に合わせてからスタートしたのに、翌日になるとまた9時間ずれていた。取説を読んでも原因がつかめず、その後は駐車して再スタート後もずっと正しい時刻を示していたので、なぜか腑に落ちない現象ではある。

■ルノートゥインゴ EDC キャンバストップ

全長×全幅×全高:3645×1650×1545mm

ホイールベース:2490mm

車両重量:1040kg

エンジン形式:ターボチャージャー付き直列3気筒DOHC12バルブ

総排気量:897cc

最高出力:68kW(92ps)/5500rpm

最大トルク:135Nm/2500rpm

トランスミッション:6速DCT(6EDC)

サスペンション形式:Ⓕマクファーソン Ⓡド・デオン

ブレーキ 前/後:Ⓕベンチレーテッドディスク Ⓡドラム

タイヤサイズ :Ⓕ165/65R15 Ⓡ185/60R15

乗車定員:4名

情報提供元:MotorFan
記事名:「 お手頃価格でオープンエアが楽しめる希少な存在 <ルノー・トゥインゴ長期レポートVol.16>