世界中でSUVブームが巻き起こっている。見た目のかっこよさだけでなく、多くの荷物を積めるユーティリティやドライバーの視点が高く運転しやすいという理由で幅広い年齢層から支持を得ている。今回は100万円で手に入る運転が楽しいSUVを5台紹介する。

今や空前のブームとなっているSUV。幅広い世代に支持され、スモールクラスからラージクラスまで各メーカーも次々と新型モデルを市場に送り込んでいる。たとえばトヨタだけでも7車種ものSUVのモデルがラインアップされている。



SUVにはそれだけ人気になる魅力がいくつもある。ひとつ目は見た目のかっこよさだ。SUVは車高が高く、どっしりとしたプロポーションが特徴だ。また他のカテゴリーのクルマに比べて大径タイヤがよく似合う。この踏ん張り感のある堂々とした見た目こそがSUVが好まれる理由だ。ふたつ目はドライバーの視点が高いことから得られる運転のしやすさだ。さらに室内高も高いため荷物も多く積むことができる。



今回はそんな魅力あるSUVのなかで走りに特化した高性能SUVを5台紹介する。

マツダCX-7 ターボエンジンによる爽快な走りが魅力

CX-7のコンセプトはスポーツカーとSUVの特徴を融合させた、「スポーツクロスオーバーSUV」だ。エクステリアはマツダのスポーツカーらしいスピード感やダイナミック感、そしてSUV特有の力強さを兼ね備えた存在感のあるデザインが採用されている。大きく傾斜させたフロントウインドウ、立体的な造形をもつ大きく張り出したフェンダーによる、個性的で洗練されたスタイルは今見てもスポーティだ。



パワートレインは2.3ℓ直噴ターボエンジンを搭載。転域2000rpmから4,500rpmまでほぼフラットに最大トルク(350Nm)を維持し、最高出力238psを発生するなどハイレベルな加速力を発揮する。またスポーツカーらしい走りをより際立たせる6速ATを組み合わせており、サスペンションは、定評のあるマクファーソンストラット式をフロントに、マルチリンク式をリヤに採用している。ターボエンジンは、爽快でしなやかに加速していく印象。快適にロングドライブを楽しみたい人向けだ。



平均中古価格は約60万円。比較的このクラス、スペックのなかでは買いやすい価格帯だ。

たとえば「CX-7 2.3 クルージングパッケージ 2007年式、走行5万1000kmで車両本体価格55万円」というような中古車がある。

爽快な走りでドライブを楽しみたい人におすすめの一台だ。

全長×全幅×全高(㎜)=4680×1870×1645

ホイールベース(㎜)=2750

エンジン:2.3ℓ 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ

駆動:フルタイム4WD

最高出力:238ps(175kW)/5000rpm

最大トルク:35.7kgm(350Nm)/2500rpm

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

トランスミッション:6AT

車重(kg):1640

新車価格:306万円

※2006年発売当時のスペック

日産スカイライン クロスオーバー 大排気量エンジンの重厚感と安定感がすばらしいGTカー

「スカイライン クロスオーバー」は、クーペとSUVの融合から生まれた、流麗で躍動感のあるデザインを特徴とし、3.7ℓV6自然吸気の「VQ37VHR」エンジンとマニュアルモード付7速オートマチックトランスミッションによる意のままに反応する気持ちのよい加速など、スカイラインとしての優れた運動性能をさらに洗練させながら、高級車にふさわしい、しなやかで上質な乗り心地も実現したモデル。



デザインはグリルからドアミラーまで伸びるフードバルジによる、FRらしいロングノーズとクーペのように流麗なアーチドキャビンが特徴だ。インテリアも優雅で上質なデザインが採用されている。



エンジンはフェアレディZと同じVQ37VHRエンジンを採用し、最大出力330psを発生する。2400〜7000rpmで最大トルクの90%を発揮する力強さと扱いやすさ、高回転(7500rpm)まで軽快に吹け上がる伸びの良さは特筆すべきもの。FRらしい重厚で安定感のある贅沢な走りが楽しめる。ロングツーリングでもストレスなく快適にドライブが堪能できる。



平均中古価格は平均中古価格は98万円。

たとえば100万円以内でも「スカイライン クロスオーバー 370GT 2010年式、走行5万3000kmで車両本体価格85万円」というようなものもある。

大排気量エンジンの重厚な走りが魅力なこのモデルは、特にロングツーリングが多い人におすすめだ。

全長×全幅×全高(㎜)=4635×1800×1575

ホイールベース(㎜)=2800

エンジン:3.7ℓ V型6気筒DOHC

駆動:FR

最高出力:330ps(243kW)/7000rpm

最大トルク:36.8kgm(361Nm)/5200rpm

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

トランスミッション:7AT

車重(kg):1730

新車価格:420万円

※2009年発売当時のスペック

3代目スバル・フォレスター(ターボモデル) ターボが効く!やんちゃなSUV

3代目スバル・フォレスターは、「Best Balance for Active Life」を実現するため、使いやすさを追求した「パッケージング」、シンメトリカルAWDによる安心感に裏打ちされた「走り」の楽しさ、そして社会性に充分に配慮した「環境」という3つの要素をバランスしひとつに凝縮することを重要ポイントとして開発された。エンジンは2.0ℓNAエンジン、2.0ℓターボエンジン、2.5ℓターボエンジンを設定。今回は走りに特化した高性能モデルとして2.0ℓターボ、2.5ℓターボエンジン搭載モデル紹介する。



2.0ℓターボエンジンは、最大出力230ps/最大トルク319Nmを発生する名機の誉れ高いEJ20型。NAエンジンと比べて走りの余裕が感じられ、運転していて楽しいエンジンだ。3種類のスロットル特性を選べる“SI-DRIVE”が搭載されており、「S#(スポーツシャープ)」モードにするとレスポンス良くトルクが湧き出してくるたのしいモデルだ。ATだけでなくMTモデルも用意されている。



より走りを楽しみたい人には2.5ℓターボエンジンがおすすめだ。こちらのエンジンは256ps/347Nmを発生するインプレッサWRX STI Aライン譲りのもの。0-100km/h加速は6.5秒というハイパフォーマンスを誇る。脚周りも専用チューニングされており、国産SUVの中でも1、2を争うじゃじゃ馬なモデルだ。



これらターボモデルの平均中古価格は80万円

たとえば2.5ℓターボモデルだと「フォレスター 2.5 Sエディション 2011年式、走行5万4000kmで車両本体価格87万円」というような中古車がある。

走りに特化したSUVを求める人におすすめだ。

全長×全幅×全高(㎜)=4560×1780×1675

ホイールベース(㎜)=2615

エンジン:2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC16バルブICターボ

駆動:フルタイム4WD

最高出力:263ps(193kW)/6000rpm

最大トルク:35.4kgm(347Nm)/2800~4800rpm

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

トランスミッション:5AT

車重(kg):1540

新車価格:312万9000円

※2010年発売当時のスペック

ホンダMDX かつて販売されていたホンダの7人乗りフラッグシップSUV!トルクフルな力強い走りが魅力

「MDX」は、あらゆる路面状況での高いコントロール性能と、上質なゆとりと快適性をあわせ持つ「プレミアムSUV」をコンセプトに開発されたモデル。新開発インテリジェント駆動力コントロールシステム「VTM-4+VSA」を採用するとともに、上質な高品位インテリアと7人乗車も可能にした多彩なシートアレンジや収納スペースを持つ室内空間と、シンプルで力強い存在感のある都会的スタイリングを両立させている。



パワートレーンはV6 3.5ℓVTECエンジンを搭載。可変吸気システムの採用など吸排気系を中心に燃焼効率を徹底的に高めることにより、最高出力260ps/最大トルク345Nmを達成している。トランスミッションはV6 3.5ℓエンジンの高トルクを確実に受け止め駆動輪に伝達する、新開発5速オートマチックトランスミッションを採用。ギヤ比をワイドに設定することにより、4WDならではの力強い発進性能を得ている。魅力は何と言ってもトルクフルな加速。車重は2トンオーバーと軽くないため、加速が鋭くはないが、どっしりとしたゆとりのある走りが楽しめる。



平均中古価格は67万円

たとえば「MDX 3.5 エクスクルーシブ 2003年式、走行9万2000kmで車両本体価格65万円」というような中古車がある。

ただしタマ数が極端に少ないため、検討の際はしっかり状態の確認を行う必要がある。日本では厳しいサイズと燃費(10・15モードで7.8km/ℓ)だが、7人でゆったりドライブしたい人におすすめだ。

全長×全幅×全高(㎜)=4790×1955×1820

ホイールベース(㎜)=2700

エンジン:3.5ℓ 水冷V型6気筒SOHC24バルブ

駆動:フルタイム4WD

最高出力:260ps(191kW)/5800rpm

最大トルク:35.2kgm(345Nm)/3500rpm

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

トランスミッション:5AT

車重(kg):2030

新車価格:485万円

※2003年発売当時のスペック

BMW・X3 BMWらしいスポーティな走りが楽しめる!

BMW X3はBMWらしさを全身にまといながらSUV(BMWはSAVと呼んでいる)としての実用性を備わったモデルだ。3シリーズがベースとなっている。今回紹介するのは2004年に日本に上陸した初代モデル。モダンなデザインはシャープでありながら有機的な面によって構成され、これがX3に若々しくフレッシュな外観を与えており、デビューから15年以上たった現在でも古さを感じさせない。



エンジンは2.5ℓと3.0ℓの2種類の直列6気筒DOHCエンジンを設定。これらの6気筒エンジンは"絹のように滑らかに回転する"ことから、"シルキー6"と専門家達から評価されているほど 加速がなめらか。また、全車に電子制御式4輪駆動システム「xDrive」を採用している。エンジンサウンドもサウンドも心地よい。バランスの良さという点では2.5ℓモデルも良いが、やはり高い運動性能求めるなら3.0ℓモデルがおすすめだ。



平均中古価格は約68万円

たとえばたとえば「X3 3.0si 2007年式、走行6万7000kmで車両本体価格72万円」というような中古車がある。

滑らかによくまわる直6エンジンが魅力な一台だ。

全長×全幅×全高(㎜)=4565×1855×1675

ホイールベース(㎜)=2795

エンジン:3.0ℓ 直列6気筒DOHC24バルブ

駆動:フルタイム4WD

最高出力:231ps(170kW)/5900rpm

最大トルク:30.6kgm(300Nm)/3500rpm

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

トランスミッション:5AT

車重(kg):1790

新車価格:573万円

※2004年発売当時のスペック

今回は100万円以内で買える走りに特化した高性能SUV5選を紹介した。高性能SUVといっても優雅な走りを楽しめるものから、スポーツカーのようにガンガン運転を楽しめるものまでさまざまな性格がある。SUVが欲しいけど走りは犠牲にしたくない……という方はぜひこれらのモデルを比較して、好みにあった楽しいクルマを選んでいただきたい。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 ホンダのあのフラッグシップSUVも⁈ 100万円以内で買える走りに特化した高性能SUV5選 走りを犠牲にしたくないお父さん向け!