旬なクルマの情報を網羅した「モーターファン別冊 統括シリーズ」。今回は「Vol.106 2018-2019年国産&輸入SUVのすべて」から「アウディQ2」を抜粋してご紹介。



レポート=石井昌道[本文]/蔵田智洋[写真解説] フォト=中野幸次/井上 誠

街乗り重視のカジュアル派 アウディ特有の乗り味は健在

 最近のアウディのデザインはコンサバだと囁かれているが、Qシリーズの末っ子となるQ2は、若者をターゲットとしているだけあって大胆な装いで生まれてきた。それもあえての変化球。ポリゴン(多角形)がモチーフで、なんだかゴツゴツとしている。第一印象で素直にカッコ良いと思った新型車は、時とともに鮮度が失われることもあるが、最初に違和感を持った場合は後々に良いデザインだと思い直すこともある。Q2はそんなケースかもしれない。



 見た目は大胆だが、乗ってみると馴染みのあるアウディそのもの。コンパクトでもボディがガッシリとしていて、乗り心地はちょっと硬質だが絶大な安心感がある。



 エンジンは、1.0ℓ直列3気筒直噴ターボと1.4ℓ直列4気筒シリンダー・オン・デマンドの2種類で、ともに7速DCTと組み合わされる。1.4ℓはコンパクトなボディにとって余裕たっぷりで、特に1500〜2000rpmの常用域でトルクが充実している。街中ならば2000rpm以上回す必要がないほどだ。1.0ℓの方も十分以上。A1では95㎰/ 16.3㎏mだが、Q2用は116㎰/ 20.4㎏mとスープアップされているから期待値をちょっと上回るぐらいに走ってくれるのだ。乗り心地でもタイヤの小さな1.0ℓは有利になるので、街中メインで使うなら満足度は高い。



 全高が1530㎜と低めなためSUV感はあまり高くないQ2。都市生活者のカジュアルなアシとして気軽に付き合えそうだ。

中央に独立式大型モニターを配し。低めのダッシュボードとするアウディらしいシンプルなデザイン。車高は低めだが、Aピラーはあまり傾斜が強くないため視界は良好だ。シルバー加熱、素材の見せ方などによって質感を高めている。

後席シート高:660mm
前席助手席シート高:660mm



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インデックスクロス生地のスポーツシートはシンプルでスポーティ。乗り降りも気負わずできるのが良い。前後席とも低めのポジションで頭上足元ともに広く余裕があり、開放的だ。ホールド性は高く、しっかりとした座り心地で長距離ドライブも快適にこなせる。

凹面でホイールアーチを強調し、ワイルドに見せながら、随所に今トレンドのポリゴン(多角形)を採用。ガラス面積が小さく、クーペ的な低いルーフラインをシルバーブレードのCピラーで引き締める斬新なデザイン。Cd値0.30の空力性能はSUVの中でトップレベルにある。

1.0 TFSI sport

全長×全幅×全高(㎜):4200×1795×1530

ホイールベース(㎜):2595

トレッド(㎜) 前/後:1545/1540

車両重量(㎏):1310

エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ

総排気量(㏄):999

最高出力(kW[㎰]/rpm):85[116]/5000-5500

最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):200[20.4]/2000-3500

燃料タンク容量(ℓ):50(プレミアム)

トランスミッション形式:7速DCT

駆動方式:FF

タイヤ・サイズ:215/55R17

最小回転半径(m):5.1

JC08モード燃費(㎞/ℓ):19.8

車両本体価格:364万円

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情報提供元:MotorFan
記事名:「 アウディQ2:若者がターゲットなだけあって大胆な装いだが、絶大な安心感がある乗り心地