ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。

 1980年に初代モデルが登場し、現行型は通算で10代目となる。TNGAに基づいて、内外装からメカニズムに至るまで全面刷新。日本では下火のセダンの復権を託された。なお、国内ではハイブリッドのみが販売されており、エンジンは世界トップクラスの熱効率(41%)を誇り、燃費は最良で33.4km/ℓ(JC08モード)を達成する。18年8月の一部改良に合わせて、スポーティな内外装に仕立てた「WS」が追加された。

インテリアに溶け込む自然な配置

 レザーや木目で仕立てられた上質なインテリアには、ひっそりと目立たないように収納スペースが設けられている。いずれもオーソドックスなもので、日常生活に困らないだけの容量は確保されている。手に触れる感触や蓋の滑らかな開閉など、フォーマルなセダンのツボを見事に押さえている。

①オーバーヘッドコンソールにサングラスホルダーを装備する。ちなみに、珍しいことにサンバイザーにカードホルダーは用意されていない。

②ボックスティッシュが2個収まる大容量のグローブボックス。上級セダンらしくキーでロックが可能だから、貴重品入れとしても役立つ。

③センターコンソール最前部のトレーは2段式。リッドを兼ねた上部トレーをスライドさせると下段へアクセスでき、ふたつ折りの財布も入る容量だ。

④アジャスター付きで細缶もしっかりホールドできる前席用ドリンクホルダー。前後間に溝があるのはスマホなども置けるように考えた設計だから。

⑤センターコンソールは約1.4ℓの大容量。DVDトールケースは8枚、CDなら22枚、そして薄型ボックスティッシュなら2個を収納できる。

⑥インパネ右端にはコインやカードの収納に便利な開閉式のトレーを装備。純正オプションのETCユニットはこの上部に収まる。

⑦フロントドアポケットのペットボトルホルダーは1ℓボトルにも対応。そのうえでA4の冊子も挟めるし、後方に小物も置ける大容量だ。

⑧2本のペットボトルとA5サイズのノートを収められるリヤドアポケット。この位置の収納としては容量が大きく、後席の実用性を高める。

⑨前席背面にはシートバックポケットを、左右それぞれに用意。容量も大きくA4サイズの冊子を入れてもまだまだ余裕がある。

⑩後席センターアームレストにはドリンクホルダーを用意。上級車を感じるリッド付きで、閉じればスマート見た目がうれしい。

後席の頭上グリップにはジャケットやシャツを掛けるフックも併設。ただしエアバッグ展開時に危険なので服をハンガーにかけて吊るのはNGだ。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 正統派セダンとして復活なるか!? 新型カムリ、収納スペースを総チェック!! 容量は?使い心地は?