日本では来年の開催に向けて関係者の皆さんが尽力しているWRCに向けて、ラリーブームが始まっています! モータースポーツ競技においてサーキットのレースだけでなく、ラリーが注目される時代がやってきました!!

ラリーを観るだけなのか、出場するのか!? 今回は出場できるチャンスを逃さないためのライセンスのお話です。

国際ライセンスを取る前に国内ライセンスを取りましょう。

WRCに出場できる最低条件として、国際Rライセンス(以下、「ライセンス」は省略します)以上を取得していることが必要です。

では、このライセンスを取得するにはどのようにすれば良いのかと言うと、一般的には国内Bから国内A、そして国際Rへと昇級していく必要があります。



国内Bを取得するには、

①18歳以上

②普通自動車免許を所有

③JAF会員に入る

④受講料を払って講習を受ける。

これで国内Bが取得できます。

この国内Bがあれば国内格式のラリーに出場できるので、全日本ラリーにも出場が可能です。



国内Aを取得するには・・・

①国内のラリーに出場して完走印を1つ

②もしくは、ジムカーナ、ダートトライアル、サーキットトライアルといった競技に1回以上出場して完走し、完走印をもらう。

③または公認サーキットごとに定められたスポーツ走行の経験が25分以上あり、公認サーキットからその証明を受ける

このいずれかを満たせば、国内Aへ昇級する準備が完了します。



また、他にも方法が。

①公認サーキット毎に定められたスポーツ走行の経験が50分以上ある。

②公認サーキットからその証明を受ける。

これで取得の準備が可能ですが、どちらも講習に参加ししたのち試験に合格し、許可証料を払って国内A取得となります。

国内Aライセンスより上級なのが国際ライセンス

国内A以上に昇級するための試験はありません。条件をクリアすれば上級申請ができます。



国際Rの条件としては・・・

国内Aを取得後、申請前24ヶ月以内に日本選手権競技会のラリーまたはスピード行事を「6回以上完走」することが条件です。

私の出場しているTGRラリーは独自のルールのものなので完走印を集めても国際Rへの上級はできません。地方戦や全日本ラリーなどの完走実績が必要となります。国内A への完走実績としては有効となります。

国際Rの許可証料は10,400円と国内Aの倍以上です。

国際Cと同じ価格なので、どうせなら国際Cの方がいいなと思う方は申請前24ヶ月以内に公認レースを最低5回の完走印で国際Cへの上級ができます。もちろん国際格式のラリーにも出場することもできます。



国際Rは2008年に新設されたライセンスで、以前は国際Cや国際Cレース除外のライセンスで国際格式のラリーへ出場していたそうで、中でも国際格式のラリーが行われていなかった時代はレース2回もしくはスピード行事6回の完走実績でレースも走れる国際Cが取得できた素晴らしい時期が少しだけあったようです。



国際B、国際Aのライセンスは条件があり、それをクリアできないと翌年に降格してしまいますが、国際C、国際Rは取得してしまえば降格することはありません。

更新さえ行なっていれば国際格式のレースやラリーに出場できます。私は以前、ライセンスが無くチャンスを逃してきたので国内Aを取得したのですが、こうしてラリーや様々なモータースポーツに関わって来て国際C、国際Rへの上級にとても興味が沸いています。モータースポーツを観るだけでなく、自分のレベルに合わせて実際に出場して楽しんでみるのもとても楽しいですよ。



(※ライセンスの取得条件や申請料は、2018年10月10日時点でのJAFのホームページを参考にしております。実際の取得にあたっては、必ずご自身で各地域管轄のJAFにてご確認ください)

情報提供元:MotorFan
記事名:「 WRCに出るためのライセンスとは? 「美しすぎるラリードライバー」クロエリのラリーレッスン~その4~