台風10号から離れている関東甲信地方にも活発な雨雲が流れ込んでいます。今夜にかけて雷を伴った激しい雨や雷雨の所がありそうです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

●関東甲信で非常に激しい雨 1時間に60ミリ以上

きょう6日(日)、午前6時現在、大型で非常に強い台風10号は奄美大島の南東およそ190キロを北上中です。関東甲信は台風から遠く離れていますが、日本海にある前線や高気圧の縁に沿って暖かく湿った空気が流れ込みやすく、大気の状態が不安定になっています。関東甲信には昨夜から次々と活発な雨雲が流れ込み、山梨県上野原市や神奈川県相模原市緑区では1時間に60ミリ以上の非常に激しい雨が降りました。昨夜からの総雨量は神奈川県相模原市緑区などで既に200ミリを超えていて、午前7時現在、埼玉県秩父や東京都多摩西部と多摩南部、山梨県の東部・富士五湖に土砂災害警戒情報の発表されている所があります。

●総雨量平年9月を上回るほども

関東甲信ではきょう6日(日)も天気が変わりやすく、いったん雨がやんでも夜にかけて急な激しい雨や雷雨の所がありそうです。あす7日(月)にかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に東から南向きの斜面を中心に総雨量が多くなりそうです。きょう6日(日)午前6時からあす7日(月)午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、関東地方北部で80ミリ、関東地方南部で100ミリ、甲信地方で80ミリとなっています。さらにあす7日(月)からあさって8日(火)にかけてもさらに雨量が多くなり、24時間に100ミリから200ミリの雨の降る所がありそうです。総雨量が多くなり、ここ数日で平年9月の雨量を上回るほどの大雨になる所もありそうです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

●ゲリラ豪雨 こんなときはすぐに避難を

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。