九州は、先週の後半から一気に暖かくなり、桜の開花の便りが続々と届いています。このあと、九州の桜前線は北から南へ南下するでしょう。3月の終わりから4月上旬にかけて、九州の桜は見頃を迎える所が多くなりそうです。

●九州のソメイヨシノの開花状況

九州でトップをきって開花したのは、福岡市でした。3月21日に平年より2日早く開花しました。次いで、3月23日に佐賀市と熊本市、3月24日に長崎市となっています。大分市の気象台の標本木も開き始めており、5~6輪とされる開花までもうまもなくです。
九州南部はまだ開花しておらず、日本気象協会の開花予想日では、宮崎市が3月25日、鹿児島市は3月30日です。
九州の桜前線はこのあと、九州北部から南部へ南下する見込みです。
暖かい九州南部が九州北部より桜の開花が遅いのは、冬の休眠打破が十分でないためと考えられます。桜のつぼみは、冬のある一定の寒さにさらされて目を覚まします。これを休眠打破といいます。今シーズンの冬は各地で記録的な暖冬でしたが、九州南部はより冬の寒さが足りず、開花か遅くなるとみられます。近年、暖かい冬の影響が多く、九州の桜前線が北から南へ南下する傾向がみられます。
ことし九州の桜は、このあと3月終わりから4月上旬にかけて見頃を迎える所が多くなるでしょう。

●今週後半はまとまった雨

あす25日(水)も晴天が続き、4月頃の暖かさになり、桜の開花が進みそうです。
26日(木)は西から前線が近づいてくるため、天気は下り坂になり、雨が降り出す所があるでしょう。そして、27日(金)から28日(土)は前線や湿った空気の影響で、九州は各地で雨が降り、まとまった雨量になる見込みです。来週初めも天気がぐずつくでしょう。
咲き始めたばかりの桜ですので、この雨で花が散ってしまうことはなく、さらに開花を促す雨になってくれるでしょう。