あす7日は立冬。暦の上では冬の始まりですが、上着いらず、どころか半袖の陽気の所も。その先もしばらく全国的に気温が高め。季節はしばらく足踏みしそうです。

●日本付近に暖かい空気 きょう6日 東海以西で25度以上の夏日の所

日本付近に、季節を巻き戻すような暖かい空気が流れ込んでいます。きょう6日の最高気温(午後3時まで)は、三重県紀北町で25度4分、和歌山県田辺市栗栖川で26度1分、高知県高知市で25度2分、宮崎県えびの市加久藤で25度3分など、晴れた東海から西では25度以上の夏日の所も。曇りや雨の関東から北も、この時期としては気温が高めでした。あすも広い範囲で気温の高い状態が続きそうです。

●7日立冬 北海道はヒンヤリ そのほかは気温高め

7日は、高気圧が北日本へ。この高気圧は大陸から冷たい空気を運んできます。
この高気圧の中心に近い北海道は、朝の気温が今朝より大幅に下がり、広い範囲で霜が降りたり氷が張るほど冷えるでしょう。日差したっぷりの日中も10度前後とヒンヤリです。
そのほかの各地は、きょうと同様、朝の冷え込みは弱いでしょう。日中、東北や北陸、関東にかけては曇りや雨ですが、気温は18度~20度くらいまで上がり、日差しが少ないわりに寒さはなさそうです。晴れる東海から西は23度前後まで上がり、あすも太平洋側の沿岸部を中心に25度以上の夏日の所がありそうです。立冬とは名ばかりで、汗ばむほどの陽気でしょう。

●季節 なかなか進まず

その先も高温傾向が予想されます。9日頃には、低気圧や前線が通過するため広い範囲で雨や風が強まります。強まるのは「南風」なので、気温は上がります。その後、一時的に西高東低の「冬型」の気圧配置となるものの、寒気の流れ込みは弱いでしょう。週末、北陸から北はしぐれ模様となりますが、気温は高めで、北海道でも雨から雪になる所はほとんどなく、「初雪」の便りはまだまだ先となりそうです。
きのう(5日)気象庁から発表された異常天候早期警戒情報によると、10日頃からの約一週間、沖縄と九州南部を除く各地で、気温が平年より高い状態が続く見込みで、季節はしばらく足踏みするでしょう。関東以西では、山の紅葉はグッと進みましたが、市街地の木々の色付きはゆっくりとなりそうです。