【ジャカルタAFP=時事】インドネシア・カリマンタン島(別名:ボルネオ島)でこのほど、絶滅の深刻な危機にさらされているオランウータン10頭が、保護施設から空路で自然に返された。新型コロナウイルスへの感染リスクから、オランウータンを自然へ返す活動はしばらく行われておらず、1年ぶりとなった。(写真はインドネシア・カリマンタン島に、オランウータンが入ったおりを降ろしたヘリコプター。ボルネオ・オランウータン・サバイバル・ファウンデーション<BOSF>提供)
 オランウータンのDNAは97%がヒトと同一で、保護団体は感染の兆候に非常に警戒してきた。
 陸路と海路を使えば何日もかかり、同ウイルスにさらされる恐れがあるため、10頭は今月、同島の密林の上空をヘリコプターで移動した。
 これまでオランウータンの個体数減少の原因となってきたのは、密猟と生息地の喪失だった。新型コロナウイルスの流行は、オランウータンの保護活動にも前例のない難題をもたらしている。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕(2021/02/24-13:44)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「オランウータン10頭、コロナ警戒し空路で自然に返す インドネシア