9日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比71.04ポイント(2.01%)高の3603.49ポイントと続伸した(上海A株指数は2.01%高の3777.39ポイント)。今年1月25日以来の高値水準を回復する。


前日の好地合いを継ぐ流れ。原油や非鉄の市況高や、米株の高値更新が投資家心理を上向かせている。短期金利の低下もプラス。昼前に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)に関しては、翌日物が再び低下に転じた。春節(旧正月)の大型連休(本土市場は11〜17日が休場)を間近に控える中、中盤から上昇の勢いを増している。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、素材関連の上げが目立つ。化学繊維の恒力石化 (600346/SH)がストップ高、改質プラスチックの金発科技(600143/SH)が9.2%高、レアアースの中国北方稀土(600111/SH)が8.0%高、非鉄の江西銅業(600362/SH)が7.0%高、ポリウレタン原料の万華化学集団(600309/SH)が4.2%高で引けた。(恒力石化と万華化学集団は上場来高値を更新)。石油・石炭、鉄鋼、建材も高い。


酒造や食品飲料、小売など消費関連も物色される。貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が3.7%、青島ビール(600600/SH)が3.1%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が5.9%、上海百聯集団(600827/SH)が8.5%、豫園商城(600655/SH)が2.4%ずつ上昇した(貴州マオタイは最高値更新)。ハイテク株、医薬品株、農業関連株、インフラ関連株、不動産株、防衛関連株、自動車株、海運株、証券株、保険株なども買われている。


外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が3.51ポイント(1.47%)高の243.24ポイント、深センB株指数が23.92ポイント(2.21%)高の1106.72ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)

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情報提供元:FISCO
記事名:「9日の中国本土市場概況:上海総合2.0%高で続伸、素材セクター上げ目立つ