【ブラジル】ボベスパ指数 83679.13 -2.80%
10日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2408.42ポイント安(-2.80%)の83679.13で取引を終えた。86084.56から83679.13まで下落した。

小幅安で寄り付いた後は売りに押され、引けまで下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米金利の上昇や原油価格の下落なども圧迫材料となった。内部要因では、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利食い売りがやや優勢となった。

【ロシア】MICEX指数 2417.69 -1.07%
10日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比26.14ポイント安(-1.07%)の2417.69取引を終了した。2454.28から2411.06まで下落した。

中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米金利の上昇を受け、ロシアなど新興国からの資金流出懸念が高まった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料。ほかに、欧米市場の下落など外部環境の悪化がリスク回避の売りを加速させた。

【インド】SENSEX指数 34760.89 +1.35%
10日のインドSENSEX指数は反発。前日比461.42ポイント高(+1.35%)の34760.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.05ポイント高(+1.54%)の10460.10で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が流動性を供給する方針を示したことが好感された。供給額は1200億ルピー(約1800億円)となる予定で、11日から投入されるという。また、米金利の上昇一服を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念もやや後退した。

【中国本土】上海総合指数 2725.84 +0.18%
10日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.82ポイント高(+0.18%)の2725.84ポイントと続伸した。

中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。国務院は9日、「運輸構造調整3年行動計画(2018~20年)」を発表し、2020年の鉄道貨物輸送量を17年比で30%増加する目標を正式に打ち出した。これ以前にも当局は、内需の刺激に力を入れているほか、一段の輸出拡大策を導入する方針を示している。もっとも、上値は重い。中国景気の先行き不安や、米中貿易摩擦の長期化観測などが逆風だ。指数は一進一退の値動きとなっている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は小幅に値上がり、中国の政策に対する期待感