アンジェス<4563>は4日、オーストラリアで実施中の高血圧DNAワクチンの第I/IIa相臨床試験において、投与後の経過観察期間を経て、初期の試験結果の評価を行なったと発表。結果、重篤な有害事象はなく、安全性に問題がないこと、また、アンジオテンシンIIに対する抗体産生を認めた。今後、安全性、免疫原性および有効性を評価する試験を継続的に行なっていくとしている。

試験内容は高容量のアンジオテンシンII受容体拮抗薬による血圧のコントロールが必要な高血圧患者を対象とした偽薬(プラセボ)二重盲検比較試験で、安全性、免疫原性および有効性の評価を目的とした試験。症例数は24例。観察期間は12ヶ月。
高血圧 DNA ワクチンは、血圧上昇作用を持つ体内物質である「アンジオテンシンII」に対する抗体(免疫作用により標的の物質に結合する分子)を体内で作り出し、その働きを抑えることで高血圧を治療することを目的に開発を進めている。
現在、高血圧の治療においては多くの経口医薬品が使用されているが、これらの薬は毎日忘れずに服用する必要があるのに対し、注射剤であるDNAワクチンは一度の投与で長期間にわたって効果が持続することが期待されていることから、特に服用の難しい高齢者を中心に患者の利便性は大幅に向上するとしている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「アンジェス---高血圧DNAワクチンオーストラリアでの第I・IIa相臨床試験結果