<2777> カッシーナ 823 +63
大幅に3日続伸。20年12月期の営業利益を従来予想の5.30億円から7.55億円(前期実績5.22億円)に上方修正している。粗利率が予想を上回ったことに加え、経費管理を徹底したことが奏功し、利益を押し上げる見込み。第3四半期累計(20年1-9月)は前年同期比11.0%減の2.80億円にとどまっていたため、通期予想の上方修正はポジティブサプライズと受け止められているようだ。

<4428> シノプス 1797 +139
大幅に反発。イズミ<8273>がデイリーフーズ(日配食品)カテゴリの全店舗で自動発注システム「sinops(シノプス)」を導入したと発表している。イズミはシステム導入で廃棄ロスの削減や発注時間の短縮につなげ、捻出した利益を商品の値下げに活用する。今後、イズミの他カテゴリへの展開やグループ会社にも自動発注システムを導入していく予定という。

<4935> リベルタ 1325 +67
大幅に4日ぶり反発。20年12月期の営業利益を従来予想の2.63億円から2.90億円(前期実績1.34億円)に上方修正したと午前の取引終了後に発表している。バイカー向け電熱ウェアや湿度コントロールマスクが好調なため。油汚れ用洗剤や育毛ケア商品のヒットも利益を押し上げる見通し。併せて未定としていた期末配当予想を21.40円(記念配当5.35円含む。前期実績3.00円)に修正した。

<3727> アプリックス 248 -1
朝高後、大引け前にマイナス転換。ロケーションビーコン「MyBeaconシリーズ」がガソリン計量機を製造・提供するタツノ(東京都港区)のタブレット端末給油許可装置「SSCモバイル」と連携するビーコンに採用されたと発表している。タツノはガソリン計量機市場で60%以上の国内シェアを誇り、SSCモバイルはセルフサービスステーションで従業員がフィールドでも給油許可を可能とする業界初のタブレット装置である。業容拡大への期待感から買いが優勢となっていた。

<4582> シンバイオ製薬 895 +150
ストップ高。21年12月期の営業損益予想を13.61億円の黒字(前期実績45.06億円の赤字)と発表している。自社販売への移行などで抗がん剤トレアキシンの国内製品売上高が206.4%増収の91.51億円となり、黒字転換に寄与する見通し。従来開発品に加え、抗ウイルス薬ブリンシドフォビルの開発も進める。また、23年12月期の営業利益目標を20.99億円とする中期経営計画を開示している。

<4385> メルカリ 4970 -370
大幅反落。21年6月期第2四半期(20年7-12月)の営業損益は13.70億円の黒字(前年同期実績は138.94億円の赤字)になったと発表、10-12月だけでみても10億円の黒字となり、前年同期の68億円の赤字からは急速に改善、四半期ベースでは7-9月期の3.6億円の黒字から3倍ほどの水準にもなっている。メルカリJPの流通総額が862億円増の3676億円、メルカリUSが326億円増の582億円に拡大したことに加え、スマートフォン決済サービスのメルペイの利用者数も増加した。見た目の数値は悪くないが、前日に買い戻しが入っていたこともあり、本日は目先の材料出尽くし感から売りが優勢となっている。しかし、その後は下げ幅を縮小する動きとなっている。 <FA>

情報提供元:FISCO
記事名:「新興市場銘柄ダイジェスト:シノプスは大幅に反発、シンバイオ製薬がストップ高