■今後の見通し

4. 働く環境への取り組みについて
システムインテグレータ<3826>は社員の働く環境の改善に向けて、女性の働きやすい制度の構築や障がい者雇用及び外国人雇用など、ダイバーシティの推進に積極的に取り組んでいる。育児・介護が必要な社員を対象とした在宅勤務制度を2007年より導入しており、男性社員の育児休暇取得や育児在宅勤務なども推奨している。育児休暇取得後の女性の復職率は100%で、有給休暇取得率79.2%、法定外平均残業時間5.9時間/月といずれも業界平均を上回る水準を実現している(2020年2月期)。こうした取り組みが評価され、2012年には埼玉県より「多様な働き方実践企業」のゴールド認定を取得したほか、厚生労働省から2017年に「仕事と介護を両立する企業(トモニン)」、2019年に「子育てサポート企業(プラチナくるみん)」の認定を取得している。また、テレワークに積極的に取り組む企業として、2017年に総務省の「テレワーク先駆者百選」にも選定されている。テレワーク活用率は100%となっており、コロナ禍においても生産性の面で特にマイナスの影響は見られなかった。同社のこうした取り組みは学生等からも評価されているようで、人手不足が深刻化するIT業界の中では比較的順調に優秀な人材の採用ができている。また、離職率についても5%未満とIT業界の中では高い定着率を誇っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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情報提供元:FISCO
記事名:「SI Research Memo(10):「働き方改革」の先進企業として評価