デジタルホールディングス<2389>は11日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%増の646.30億円、営業利益が27.18億円(前年同期は5.42億円の損失)、経常利益が37.76億円(同3.72億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が34.67億円(同3.70億円の損失)となった。

マーケティング事業について、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比0.7%減の597.45億円、売上総利益は同4.2%減の97.22億円、営業利益は同22.8%減の14.11億円、EBITは同16.6%減の14.09億円、EBITDAは同17.9%減の17.51億円となった。当第3四半期における業績は、前四半期に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響に伴い一部顧客の広告予算減少や新規案件獲得の停滞等の影響を受け、売上高は同8.3%減の188.78億円、売上総利益は同13.9%減の29.59億円と減少し、利益項目も大手領域を中心に販売管理費の削減に取り組んだが、営業利益は同69.2%減の2.06億円、EBITは同56.9%減の2.55億円、EBITDAは同51.0%減の3.74億円と悪化した。

シナジー投資事業について、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比99.8%増の49.13億円、売上総利益は同443.6%増の38.47億円、営業利益は30.60億円(前年同期は7.36億円の損失)、EBITは58.79億円(同マイナス3.63億円)、EBITDAは60.00億円(同5.05億円)となった。当第3四半期における業績は営業投資有価証券として同社が保有するラクスル<4384>及びジモティー<7082>株式の一部を売却したこと、BIG 1号投資事業有限責任組合の保有するrakumo<4060>株式の一部を売却したこと等により売上高は44.38億円(前年同期は売上高3.20億円)、売上総利益は37.21億円(同2.78億円の損失)、営業利益34.23億円(同5.45億円の損失)と大幅に改善した。また、前四半期に引き続き投資有価証券として保有するコマースOneホールディングス<4496>株式の一部を売却したことによる特別利益を計上したこと等により、EBITは52.75億円(同マイナス0.96億円)、EBITDAは52.86億円(同3.26億円)と更に改善した。当第3四半期末時点におけるAUM(Assets Under Management)は、一部有価証券の売却した一方で、保有上場有価証券の株価上昇等を背景に第2四半期末比9.8%増の253.82億円となった。また、2020年9月末時点での税引後IRR(Internal Rate of Return)は保有する上場子会社ソウルドアウト<6553>の株価下落等により第2四半期末比0.3ポイント悪化し、11.8%となった。

当第3四半期累計期間におけるHD管理部門の販売費及び一般管理費は17.33億円(前年同期は16.13億円)となった。一時的な費用の発生等により販売管理費が増加した結果、HD管理部門の当第3四半期における販売費及び一般管理費は5.93億円(前年同期は5.35億円)となった。

2020年12月期通期のマーケティング事業について、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比4.0%減~1.6%減(前回予想比4.6%増~4.5%増)の800.00~820.00億円、EBITは同21.6%減~15.9%減(同75.2%増~60.6%増)の20.50~22.00億円、EBITDAは同27.2%減~22.9%減(同56.3%増~47.2%増)の25.00~26.50億円としている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「デジタルホールディングス---3Q増収・各利益は黒字に転換、業績予想の上方修正も発表