ネットイヤーグループ<3622>は10月30日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%減の21.97億円、営業損失が2.98億円(前年同期は2.73億円の損失)、経常損失が2.99億円(同2.73億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.89億円(同2.77億円の損失)となった。

当第2四半期累計期間においては、企業内のデータを総合的に統括・分析し、顧客体験の向上につなげる「データ利活用基盤構築・運用サービス」の提供、AI技術を有するABEJAと共同で、同社ノウハウとAIを組み合わせた「DXアクセラレータ」の開発等の取り組みを開始した。また、NTTデータ<9613>と連携し、デジタルストア実証実験に参画するほか、共同マーケティング・共同営業活動を積極的に行ってきた。人事制度面においては、同社の成長を担う社員が多様な働き方を行い、会社と共に成長していけるよう各種制度の導入をすすめており、同性カップル向けのパートナーシップを支援する「パートナーシップ証明書」の他、副業を行う社員に対応した「カケモチ社員制度」を導入した。新型コロナウイルス感染拡大への対応としては、テレワーク制度の本格導入、出社義務の廃止、在宅勤務の環境構築のための手当支給等、従業員の安全確保と働きやすさを第一に考えた施策を行ってきた。業績面に関しては、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響から広告案件を中心に案件の縮小・中止等が発生した一方、一部顧客企業においてはデジタル分野への投資拡大の動きも見られ、新型コロナウイルス感染症の業績に対する影響は、全体としては限定的なものとなった。

2021年3月期通期について、同日、未定としていた業績予想を発表した。売上高は前期比1.2%減の54.00億円、営業利益は0.50億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.40億円としている。また、2021 年3月期の配当予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により業績予想を合理的に算定することが困難であったことから未定としていたが、前期実績と同様、1株当たり3.25円とすることを発表した。


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情報提供元:FISCO
記事名:「ネットイヤーグループ---2Q減収なるも、業績予想では黒字回復の見込み