NECキャピタルソリューション<8793>は10月29日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%減の1,079.74億円、営業利益が同77.9%減の18.15億円、経常利益が同78.0%減の19.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同76.4%減の12.65億円となった。

賃貸・割賦事業の売上高は前年同期比11.3%増の944.32億円、営業利益は同3.50億円増の21.61億円となった。契約実行高では同19.5%減、成約高は同18.6%減と、共に前年割れとなった。これは前年同期にWindows10の入替需要を背景とした情報通信機器の大幅な増加や消費増税前の駆け込み需要があったことによるものである。一方で、2017年度、2018年度の第2四半期対比では、契約実行高、成約高共に両年度を上回る水準となっており、前年比での落ち込みは、主に前年同期の特需に起因するものと考えている。

ファイナンス事業の売上高は前年同期比7.7%減の30.34億円、営業利益は同8.47億円減の5.95億円となった。主に短期の貸付であるファクタリングの減少により、契約実行高、成約高共に前年同期を下回る結果となった。これは主に、顧客の売掛債権等の減少に伴い、ファクタリングの対象となる債権残高が減少したこと等によるものである。

リサ事業の売上高は前年同期比85.2%減の22.10億円、営業損失は2.91億円(前年同期は60.28億円の利益)となった。前年同期にファンドによる大型の営業投資有価証券や販売用不動産の売却等を計上したことにより、売上高、営業損益共に前年同期を下回る結果となった。また、当期は不動産ビジネス等の先行費用を計上した。

その他の事業の売上高は前年同期比27.7%減の83.19億円、営業利益は2.44億円(前年同期は2.50億円の損失)となった。前年同期に大型の案件を計上したことから売上高は減少しているものの、当期に高収益の売却案件を計上したことから、売上総利益、営業利益共に前年同期を上回った。

2021年3月期通期については、売上高は前期比0.3%減の2,200.00億円、営業利益は同21.6%減の65.00億円、経常利益は同28.5%減の65.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同21.8%減の40.00億円とする、7月30日に公表した連結業績予想を据え置いている。



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情報提供元:FISCO
記事名:「NECキャピタルソリューション---2Q減収も、賃貸・割賦事業が増収増益