ワコム<6727>は10日、米マジック・リープと空間コンピューティング(Spatial Computing)を活用したMR(複合現実)環境において、製品デザインや、コンテンツ制作を、複数人数で連携して行うことを可能にするシステムソリューション開発で協業することを発表。

また、これを受けて、マジック・リープがロサンゼルスで初開催したL.E.A.Pカンファレンス においてプロトタイプが公開された。今回のプロトタイプは、マジック・リープが開発した「スペースブリッジ(Spacebridge)」というアプリケーションを使い、同社のMagic Leap OneヘッドセットとワコムのタブレットIntuos Proを連携させ、MR環境でのデザインや制作、編集などを複数人数で行うことができる。

Magic Leap Oneによって表示されるMR画像は、制作したオブジェクトが実際の空間に浮かびあがり、アングルや縮尺を自在に変えながら、立体の画像を見ながらデザインや編集ができる。両社の行ったデモでは、4人のメンバーが同じMR画面を共有しながらデザインしたり、離れた場所にいるメンバー同士で共有した画面上でブレインストーミングしながら作業を進めたりする様子が例として紹介されたもよう。

両社は、今回のカンファレンスに参加したデザインやエンターテインメント業界のエキスパートからのプロトタイプへのフィードバックを受けて、クリエイティブ用途向けの3Dアプリケーションのエコシステムの発展を推進していくとしている。

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情報提供元:FISCO
記事名:「ワコム---米マジック・リープ社と協業しMR空間でデザイン・制作するシステムソリューションを開発