ネットマーケティング<6175>は10日、2021年6月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。2019年6月期を投資、2020年6月期を育成、2021年6月期を拡大フェーズと位置付け、各年度の売上高を144億円、191億円、240億円と最終年度において、2018年6月期対比で約2倍のトップライン成長、利益面では各年度の営業利益をそれぞれ3.7億円、8.0億円、12億円と2018年6月期対比では2.4倍の利益成長を計画している。なお、計画最終年度の営業利益は、既存事業による営業利益17億円から更なる新規事業の創出へ5億円の先行投資を行った上で12億円としている。

同社がメディア事業を展開するマッチングサービス市場は、現在374億円の市場だが、参入企業の増加や利用者の増加により、2021年には693億円(+85%超)へと高成長が見込まれている。また、広告事業で新たに開始したSNS広告の市場もまた、年35%の高成長市場となっている。

同社では、「“The New Value Provider ∞ Internet”」の経営ビジョンのもと、中長期的な競争力向上や会社の根源的価値の向上を目指している。3年後の中期ビジョンとして、メディア事業は「マッチングサービス国内No.1を目指す」、広告事業は「ネット総合代理店としての地位の確立を目指す」としている。

投資フェーズに位置付けている2019年6月期においては、主力サービスの「Omiai」への積極的な集客プロモーション、新サービス「Qoon」の立ち上げへ3.3億円の戦略投資を行うため減益を見込んでいるが、中期経営計画達成のための一時的なものと見られる。今後の事業展開に注目したい。

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情報提供元:FISCO
記事名:「ネットマーケティング---中期経営計画を発表、戦略的投資により飛躍的な成長を目指す