本日のマザーズ先物は、好悪材料が交錯しこう着感の強い展開が想定される。前日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を無制限に実施する意向を表明するも、米政権が打ち出した大規模経済対策について与野党間で協議が難航しているとの報道が嫌気され、NYダウが3年4カ月ぶりとなる19000ドル台を割り込むなど軟調なった。一方、日銀による大規模な上場投資信託(ETF)買いが相場の下支え役になっているほか、3月決算期末を意識した配当の再投資など需給要因の改善期待もあるなか、シカゴの日経225先物も続伸するなど、好悪材料が交錯している。大勢としては、このところ急ピッチの下げにからの自律反発の動きで、マザーズ先物は買い戻しの動きが先行して始まりそうである。また、マザーズ市場において時価総額上位銘柄であるミクシィ<2121>が業績予想の上方修正を発表しているだけに、同社株価が大きく上昇するようなことがあればマザーズ先物にも好影響を与えるだろう。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気悪化懸念も拭えていないだけに、市場では「積極的に買い向かう動きにはなりづらい」ともみられている。このため、買いの勢いが鈍れば上値の重さが意識される場面もあり、全般は方向感に欠けた展開を強いられそうだ。上値のメドは565.0pt、下値のメドは530.0ptとする。

<YN>

情報提供元:FISCO
記事名:「マザーズ先物見通し:好悪材料が交錯し、もみ合い展開か