米国株式相場は下落。ダウ平均は799.36ドル安の25027.07、ナスダックは283.09ポイント安の7158.43で取引を終了した。米中貿易交渉の進展に懐疑的な見方が広がり、欧州株がほぼ全面安、米国株にも売りが先行。米国債イールドカーブ(長短金利差)が逆転して短期金利が長期金利を上回ったことから、米経済の景気後退への警戒感が強まり、終日大幅下落となった。ダウは一時800ドルを超す下落となった。セクター別では公益事業を除いて全面安となり、特に半導体・半導体製造装置や銀行の下落が目立った。

長期金利低下を受けて、シティ・グループ(C)、ゴールドマンサックス(GS)、モルガン・スタンレー(MS)などの金融関連株が軒並み下落。運輸・宅配のフェデックス(FDX)やユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は、モルガン・スタンレーによる目標株価引き下げを受けて、ともに軟調推移。ディスカウントストアのダラー・ゼネラル(DG)は、通期見通しを下方修正し下落。携帯端末のアップル(AAPL)はHSBCによる投資判断引き下げを受け売られた。一方で、自動車部品小売のオートゾーン(AZO)は、決算内容が好感され上昇した。

12月5日(水)は、ジョージ・ブッシュ(父)元米大統領の死去に伴う「国民追悼の日」となり、米国株式市場は休場となる。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウは799ドル高、イールドカーブの逆転を嫌気