8日の日経平均は大幅反発。401.12円高の22486.92円(出来高概算15億3000万株)で取引を終えた。米中間選挙の結果を受けた海外株高の流れを受けて、買い先行のスタートとなり、前場半ばには一時22583.43円まで上げ幅を広げる局面もみられた。その後は強弱感が対立しやすい22500円処での攻防が続く中、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えていることもあり、引けにかけては上げ幅を縮める格好となった。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の8割を占めている。セクターではゴム製品を除く32業種が上昇しており、石油石炭、鉱業、その他製品、電力ガス、水産農林、医薬品、サービス、食料品、その他金融の強さが目立つ。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、エーザイ<4523>がけん引。

日経平均は予想通り22500円での攻防が続く格好となったが、セクターをみると石油などエネルギー関連の他は、ややディフェンシブ系の上昇が目立ち、輸送用機器や電気機器の伸びの鈍さが目立っている。そのため、米中間選挙のイベント通過によるアク抜けとはいかなかったようである。FOMCを控えていることが神経質にさせた感はあるが、今回のFOMCでは利上げは見送られ、12月に利上げが行われるとの見方がコンセンサスとなる。また、今回のFOMCでは経済見通しは公表されず、パウエル議長の記者会見も行われないため、サプライズは考えづらく、通過材料になりそうだ。

もっとも、決算ピークの中で先物主導によるインデックスに絡んだ売買以外は、積極的な参加者は限られよう。週末要因もポジション調整に向かわせやすいところである。その中で順調なリバウンドをみせているマザーズ指数が節目の1000Ptに接近している。サンバイオ<4592>がけん引役となっているが、時価総額上昇によって指数インパクトも大きくなる中で、今後もファンドの資金流入が継続しやすいところ。また、中小型株の主要処での好決算が出てくるようだと、支援材料になりやすいだろう。日経平均は22500円処での攻防が続くとみられる中で、まずはマザーズ指数の1000Pt回復でセンチメントを明るくさせたいところである。


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情報提供元:FISCO
記事名:「まずはマザーズ指数の1000Pt回復でセンチメントを明るくさせたい【クロージング】