米国株式相場は上昇。ダウ平均は545.29ドル高の26180.30、ナスダックは194.79ポイント高の7570.75で取引を終了した。注目の米中間選挙は大方の予想通り、共和党が上院の過半数議席を維持する一方で、民主党が下院を支配する結果となった。先行き不透明感が払拭されたほか、米中貿易摩擦を巡る協議進展への期待からハイテク株を中心に終日大幅上昇となった。セクター別では家庭用品・パーソナル用品を除いて全面高となり、特に小売やソフトウェア・サービスの上昇が目立った。

トランプ大統領から独占禁止法違反と批判を受けていたアマゾン(AMZN)は、中間選挙結果により批判が和らぐとの見方から上昇。米中貿易摩擦の解決期待も強まり、携帯端末のアップル(AAPL)や、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が堅調推移。事務用品小売のオフィスデポ(ODP)は、決算内容が好感されたほか、通期見通しを引き上げ急騰。コロラド州の住民投票で石油・ガス採掘の規制案が拒否され、ノーブル・エナジー(NBL)やパイオニア・ナチュラルリソーシズ(PXD)など石油・ガス生産会社が上昇。一方で、化粧品メーカーのコティ(COTY)はサプライチェーンの混乱による業績懸念により急落。アパレルのマイケル・コース(KORS)は、売上高が予想を下振れ、大幅下落となった。

マーケット終了後に半導体のクアルコム(QCOM)が発表した7-9月期決算は、売上高、1株利益ともに予想を上振れた。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウは545ドル高、中間選挙を終えて投資家心理が改善