■NY株式:NYダウは173ドル高、米中間選挙を注視

米国株式相場は上昇。ダウ平均は173.31ドル高の25635.01、ナスダックは47.11ポイント高の7375.96で取引を終了した。中国高官がトランプ政権との協議継続を表明し、米中貿易摩擦の解決に向けた期待感から買いが先行。一方で、本日に投開票を控える米中間選挙の結果を見極めたいとの思惑が強く、上値は限られた。セクター別では耐久消費財・アパレルを除いて全面高となり、特に素材や資本財の上昇が目立った。

製薬のマイラン(MYL)は、大幅増益が好感されたほか、複数のアナリストによる投資判断引き上げを受け急騰。薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は、既存店売上高が予想を上振れ堅調推移。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、業務用照明部門の投資ファンドへの売却を発表し買われた。一方で、高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)は、決算内容が嫌気され下落した。

国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、世界的に堅調な原油需要に対応するためにOPEC(石油輸出機構)による増産の必要性を主張し、原油価格も低下した。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米国株高を意識してリスク選好の円売り優勢

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円11銭から113円50銭まで上昇し、113円43銭で引けた。9月の米JOLT求人件数は予想を下回ったものの、700万件台を3カ月連続で維持し労働市場の強さが改めて確認され、利上げ観測を受けた米債利回りの上昇に伴いドル買いも再燃した。また、米中間選挙で不透明感が払しょくするとの期待にリスク選好の円売りも強まった。

ユーロ・ドルは、1.1438ドルまで上昇後、1.1406ドルまで下落し、1.1427ドルで引けた。ユーロ圏の経済指標を好感したユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、129円23銭から129円64銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3064ドルから1.3107ドルまで上昇した。英国のラーブ欧州連合(EU)離脱担当相は19日に、離脱の協定内容や将来の骨組みを議会に発表するとの報道を受けて、秩序ある英国のEU離脱への期待感からポンド買いが一段と強まった。ドル・スイスは、1.0023フランから1.0043フランまで上昇した。


■NY原油:続落で62.21ドル、需給ひっ迫の可能性は一段と低下

NY原油先物12月限は続落(NYMEX原油12月限終値:62.21 ↓0.89)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比−0.89ドルの62.21ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時61.31ドルまで下落している。米国内における生産増加の思惑は後退していないことやイラン産原油の供給不安は当面なくなるとみられており、需給がひっ迫する可能性は一段と低下した。ポジション調整的な売りが増えているようだ。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  28.21ドル   +0.15ドル(+0.53%)
モルガン・スタンレー(MS) 45.72ドル   -0.10ドル(-0.22%)
ゴールドマン・サックス(GS)228.20ドル  -0.52ドル(-0.23%)
インテル(INTC)        47.25ドル   -0.42ドル(-0.88%)
アップル(AAPL)        203.77ドル  +2.18ドル(+1.08%)
アルファベット(GOOG)    1055.81ドル +15.72ドル(+1.51%)
フェイスブック(FB)     149.94ドル  +1.26ドル(+0.85%)
キャタピラー(CAT)      129.33ドル  +2.92ドル(+2.31%)
アルコア(AA)         36.19ドル   -0.41ドル(-1.12%)
ウォルマート(WMT)      103.33ドル  +0.42ドル(+0.41%)
スプリント(S)         6.20ドル   -0.07ドル(-1.12%)

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情報提供元:FISCO
記事名:「6日の米国市場ダイジェスト:NYダウは173ドル高、米中間選挙を注視