米国株式相場はまちまち。ダウ平均は190.87ドル高の25461.70、ナスダックは28.14ポイント安の7328.85で取引を終了した。ダウやS&P500が概ね堅調推移となる一方で、ハイテク株を中心に売りが広がったものの、明日に投開票を控える米中間選挙や、7日から始まるFOMCを見極めたいとの思惑から小動きとなった。セクター別では、各種金融や保険が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や小売が下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)は、10月から販売を開始した低価格の液晶ディスプレー版「iPhone XR(テンアール)」増産計画中止を委託先に要請したことを日経新聞が報じ、需要後退への懸念から下落。食品メーカーのシスコ(SYY)は、決算内容が嫌気され大幅下落。一方で、著名投資家バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ(BRKB)は好決算を発表すると共に、約9億ドルの自社株買いを実施したことが明らかとなり上昇。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UA)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け買われた。ホームセンターのロウズ(LOW)は、米国とカナダでの不採算店舗の閉鎖計画を発表し小幅上昇となった。

明日、投開票が実施される中間選挙では、民主党が下院で過半数を確保し、上院は共和党が支配するとの見方が有力だ。可能性は低いが民主党が著しく躍進し、両議会を掌握する事態を株式相場は最も嫌気するだろう。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウは190ドル高、米中間選挙やFOMCを控えて様子見ムード