米国株式相場は上昇。ダウ平均は147.07ドル高の26145.99、ナスダックは59.48ポイント高の8013.71で取引を終了した。8月消費者物価指数が予想を下振れたことで追加利上げ見通しが後退し、買いが先行。米中協議再開への期待感や、昨日に新製品を発表した携帯端末のアップル(AAPL)などハイテク株にも買いが広がり、終日堅調推移となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で食品・生活必需品小売や銀行が下落した。

アップルは、複数のアナリストによる目標株価引き上げや対中貿易摩擦懸念の後退を受け上昇。検索大手のアルファベット(GOOGL)、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)も買われた。半導体のクアルコム(QCOM)は、先日発表した300億ドル規模の自社株買い計画のうち、大手行からの借り入れにより最大160億ドル相当を前倒しで実施する方針を示し堅調推移。著名ヘッジファンドマネジャーのデビッド・テッパー氏が強気の味方を示した半導体メモリのマイクロン・テクノロジー(MU)も堅調推移となった。一方で、食品小売のクローガー(KR)は、既存店売上高が予想を下振れ大幅下落となった。

マーケット終了後にグラフィックソフトのアドビ・システムズ(ADBE)が発表した6-8月期決算は、売上高、1株利益ともに予想を上振れた。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウは147ドル高、米中貿易摩擦への懸念後退