皆さん、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーター馬渕磨理子です。まずは、先週のマーケットを振り返ってみましょう。

ドル・円は強含みの展開となりました。1月26-27日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では予想通り「金融政策の現状維持」が決定されましたが、欧米株安を警戒してユーロ、豪ドル、新興国通貨に対するドル買いが強まり、この影響でドル・円の取引でもドル買い・円売りが優勢となりました。週末は104円71銭で取引を終えています。

ユーロ・円もやや強含みの展開。今年1-3月期におけるユーロ圏経済の停滞予想や新型コロナウイルスの感染流行を懸念したユーロ売りが観測されましたが、ドル高・円安が進行したことによって対円レートは反転しました。週末には127円06銭で取引を終えています。

さて、今週のマーケットはどうなるのか?各通貨の見通しについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

ドル・円は『底堅い値動き』を予想しています。『米雇用統計など経済指標が低調な内容だった場合、米国の景気回復に不透明感が広がりそうだ』と伝えています。一方で『株式市場で調整売りが強まるなか、安全逃避的なドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる』と考察しています。

ユーロ・円は『上げ渋り』を予想しています。『10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)などの重要経済指標が手掛かり材料となりそうだ』と伝えるほか、『制限強化による景気回復の遅れが鮮明になれば、リスク回避的なユーロ売り・円買いが強まる可能性がある』と考察しています。また、『欧州中央銀行(ECB)はユーロ高を懸念しており、通貨高をけん制していることも、ユーロ売り材料になる』と分析しています。

ポンド・円は『もみ合い』を予想しています。『ユーロ売り・米ドル買いは継続する可能性があることから、ポンド・ドルの取引でもポンド売り・米ドル買いがやや強まる可能性がある』と伝えています。新型コロナウイルスまん延がポンド売り材料となる可能性はありそうですが、英中央銀行は今週開催の金融政策委員会(MPC)の会合で金融政策の現状維持方針を示すとみられていることから、『リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに広がる可能性は低いとみられる』と推察しています。

豪ドル・円は『底堅い展開』を予想しています。『豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利(0.10%)の据え置きが予想され、これまでより踏み込んだ追加緩和示唆もないとみられる』と伝えており、『主要国などでの新たな行動規制を受けて、景気認識がやや慎重になるのか注目か』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子


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情報提供元:FISCO
記事名:「米雇用統計など経済指標の内容に注目 住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)