皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

まず、陳さんは今週の金について『米大統領選挙で、先行き不透明感が広がるなか、「安全資産」としての買いが優勢となっている』と伝えています。『3日が米大統領選挙投票、4日の東京時間午前中には大勢が判明する可能性が高いと見られていたが、午後3時半を回っても判明していない』とのことです。

米大統領選については、『巷間、民主党候補のバイデン氏が優勢と伝えられていたが、共和党のトランプ氏も新型コロナの罹患から回復した後は精力的に各地を回り、バイデン氏を猛追している。隠れトランプ支持者も多く、トランプ氏が優勢との見方も出ている』と言及。

続けて、『事実、4日の開票では当初、バイデン氏が優勢だったが、午後に入ってからトランプ氏が逆転する場面もあり、午後3時40分時点では、バイデン氏220、トランプ氏213と接戦を演じている』と解説しています。

NY金についてはこの投票結果を反映し、『電子取引は朝方10ドル程度上昇していたが、トランプ氏優勢が伝わると反落に転じて10ドル以上のマイナスとなった1900ドルを割り込んで推移している』と伝えており、『いずれにしても圧倒的な得票差がつかない限り、両陣営も敗北を認めない可能性がある』と指摘しています。

特に、『トランプ氏は早くから郵政投票を批判しており、僅差で敗北した場合は、法廷闘争に持ち込む可能性がある』として、『前代未聞の米大統領選挙は4日の開票後も勝敗が決しない可能性もあり、混沌としている』と述べています。

4年前の2016年の大統領選では、『トランプ氏が優勢との報道が出ると、市場のリスクオフモードが強まり、「ドル安・株安・金高」という反応だったが、就任後のトランプ政権の経済政策に期待が高まると、一転してリスクオンモードが強まり、「ドル高・株高・金安」となった』とのこと。『仮に、勝敗がこじれた場合、市場は2000年の「ブッシュVSゴア」闘争を参考にしそうだ。この時は、12月12日に裁判所がブッシュ氏の勝利を告げた』との見解を述べています。

また、『今年の選挙でも法廷闘争になった場合、1カ月程度の空白期間は過去の経験則から織り込むだろうが、最高裁が保守派6名対リベラル派3名となっていることから、トランプ大統領が再選される可能性が高まると示唆しています。

そして、『米連邦最高裁判事に保守派のエイミー・バレット氏(48)を充てる人事が26日、上院で承認され、バレット氏が正式に就任した』ことに言及し、『市場は選挙結果判明後の市場の乱高下の可能性などに備えている。場合によっては、混乱が来年1月20日の就任式までもつれ込む可能性がある』と指摘しています。

NY金については、テクニカル的には『1850ドルのサポートラインを確認してダブルボトムを形成している。CFTC建玉ではファンドの買い越しは減少しており、内部要因的には身軽といえる』として、『新大統領が決定するのは時間の問題。その後は追加景気策が金の押し上げ要因になろう』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月4日付「【金は押し目確認で上昇に転じる可能性】」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

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情報提供元:FISCO
記事名:「金は押し目確認で上昇に転じる可能性 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)