13日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続こう。12日の米国市場はFOMC結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードとなり、終日もみ合う展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の22800円だった。円相場は1ドル110円40銭台とやや円安に振れて推移している。この流れを受けて、利食い優勢の展開になりそうだ。

 昨日の米朝首脳会談で、両国首脳が共同声明に署名したことが一定の評価を受ける格好だが、ただし非核化の具体策は盛り込まず、不透明感がくすぶる状況であろう。日経平均は昨日までの上昇で節目の23000円を回復していることもあり、いったんは達成感も意識されそうである。米国同様、FOMC結果を見極めたいとの模様眺めムードも高まりやすく、金融株などは手掛けづらくなりそうだ。

 昨日は引き続きインデックスに絡んだ売買が中心だが、ややディフェンシブ寄りに映った。米朝首脳会談の合意内容を見極めたいとのムードもあり、やや慎重姿勢もあったとみられる。見極める必要はあるが、リスクオンの流れが強まり押し目買い意欲は強そうだ。
そのため、景気敏感セクターへの物色が強まる展開も意識しておきたいところ。その他、世界最大級のゲーム展示会「E3」の開幕を受けて、ゲーム関連を中心としたVR、高性能半導体といった物色も意識されそうだ。
(村瀬智一)
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情報提供元:FISCO
記事名:「目先達成感も押し目買い意欲は強そう