日経平均は大幅反落。10日の米国市場では、長期金利上昇が嫌気されるなか、ムニューシン財務長官が人民元下落について中国政府による為替操作を調査する方針を示したことで、米中関係悪化への警戒感が広がり、NYダウは830ドルを超す大幅下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比730円安の22800円となり、こちらにサヤ寄せする格好で東京市場でも朝方から売りが先行した。海外短期筋によるリスク回避の動きが強まるなか、日経平均は寄付直後から23000円を約1ヶ月ぶりに割り込み、後場に下げ幅は一時1000円を超えた。軟調なアジア市場の出足も相まって、日経平均は22500円処に位置する200日線を一時下回る場面もみられた。

大引けの日経平均は前日比915.18円安の22590.86円となった。東証1部の売買高は19億5248万株、売買代金は3兆7587億円だった。セクターでも、33業種全てが下落となった。

売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>が5%安となったほか、ソニー<6758>や任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自動車<7203>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、安川電機<6506>などが大きく下落した。安川電は、通期業績予想が市場コンセンサス下回る水準に下方修正されたことが嫌気された。 <SK>

情報提供元:FISCO
記事名:「日経平均は大幅反落、リスク回避の動き強まる