従業員テレワーク希望日数

不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:尾暮 敏範)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2020年10月」を発表しました。


「コロナ禍の影響で居住地の多様性が実現するのか(2)~テレワーク浸透の影響」および「2020年8月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」および「2020年8月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。

詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2020年10月」
https://go.tas-japan.com/l/592651/2020-10-20/2ksxtz


■レポートの概要
(1) コロナ禍の影響で居住地の多様性が実現するのか(2)~テレワーク浸透の影響
リクルートワークス研究所の調査によると、テレワークを希望しない人は従業員全体の66.6%を占めています。これらの人は企業がテレワーク制度を導入していたとしても、緊急事態宣言下のような特殊な状況にならない限り制度を利用しない可能性が高いと考えられます。したがって、これらの人の居住地の変更は企業方針に依存する割合が高いと考えられます。なお、公共交通機関で三密状態となるのを回避するために自転車で通勤・通学を行う人が約33%増加しています。これらの人にとっては、よりオフィスに近い場所に転居する動機が高まったと考えられます。
居住地変更を検討するにあたって、外すことができないのが会社への通勤頻度です。通勤頻度が多い場合は、これまで通り「痛勤」時間を考慮せざるを得ません。このため会社への通勤頻度が比較的多い人は、現在の居住地の近隣で居住環境の改善を図ることになる(近隣派)と考えられます。会社への通勤頻度が少なくなるほど住まい選びに対する「痛勤」時間の比重は減少しますので、結果として居住地に対する選択肢が広がっていきます。湘南や房総で物件を探す人が増加したという記事を多く見かけるようになりました。例えば、出社が週1~2回程度であれば通勤時間が倍程度になっても構わないと考える人は少なくない(郊外派)でしょう。
さらに、通勤頻度が月1~2回程度であれば、出社の際の交通手段として特急や新幹線の利用も視野に入ってきます。この場合、東京駅周辺にオフィスがある人であれば、福島県、新潟県、長野県、静岡県辺りまで選択肢が広がる(地方移住派)と考えられます。通勤頻度が年に数回程度であれば居住地に対する制約はほとんどなくなると考えられますが、このような人はごく少数でしょう。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/231877/LL_img_231877_1.jpg
従業員テレワーク希望日数

(2) 2020年8月期1都3県賃貸住宅指標
東京都のアパート系空室率が悪化に転じました。首都圏への人口流入の減少だけでなく、対面が必要なサービス業(宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業)の業績悪化の影響が表れ始めた可能性があります。

[東京都]
全域 23区 市部
空室率TVI(ポイント):13.30 13.47 13.15
募集期間(ヶ月) :2.71 2.69 2.85
更新確率(%) :41.08 41.16 44.42
中途解約確率(%) :40.37 39.54 36.25

[神奈川県]
空室率TVI(ポイント):17.04
募集期間(ヶ月) :3.34
更新確率(%) :35.14
中途解約確率(%) :50.44

[埼玉県]
空室率TVI(ポイント):16.23
募集期間(ヶ月) :3.49
更新確率(%) :37.28
中途解約確率(%) :48.81

[千葉県]
空室率TVI(ポイント):14.83
募集期間(ヶ月) :5.92
更新確率(%) :46.25
中途解約確率(%) :43.55

分析:株式会社タス

(3) 2020年8月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
マンション系空室率TVIは全ての地域で前月から悪化となりました。アパート系空室率TVIも静岡県を除いた地域で前月から悪化しています。

[大阪府]
空室率TVI(ポイント):9.22
募集期間(ヶ月) :4.96
更新確率(%) :39.35
中途解約確率(%) :47.45

[京都府]
空室率TVI(ポイント):12.98
募集期間(ヶ月) :5.13
更新確率(%) :33.90
中途解約確率(%) :51.51

[兵庫県]
空室率TVI(ポイント):12.72
募集期間(ヶ月) :6.19
更新確率(%) :48.98
中途解約確率(%) :38.34

[愛知県]
空室率TVI(ポイント):15.79
募集期間(ヶ月) :6.07
更新確率(%) :42.91
中途解約確率(%) :46.17

[静岡県]
空室率TVI(ポイント):23.77
募集期間(ヶ月) :8.34
更新確率(%) :49.17
中途解約確率(%) :38.75

[福岡県]
空室率TVI(ポイント):10.29
募集期間(ヶ月) :5.04
更新確率(%) :49.27
中途解約確率(%) :38.53

分析:株式会社タス


詳細はPDFファイルをご参照ください。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2020年10月」
https://go.tas-japan.com/l/592651/2020-10-20/2ksxtz

過去のレポートについてはこちらをご覧ください。
https://corporate.tas-japan.com/news/report


■株式会社タスについて
株式会社タスはトヨタ自動車株式会社(T)、豊田通商株式会社(T)、朝日航洋株式会社(A)、株式会社三友システムアプレイザル(S)が出資するトヨタのグループ企業です。システム評価のパイオニアとして不動産に関わる情報を収集・分析・ディスクローズすることにより、専門知識を誰でも簡単に視える化することを目指しています。不動産評価サービスTAS-MAPは、担保評価や顧客へのプレゼンテーション資料作成ツールとして多くの金融機関や不動産会社の時短に貢献しています。

会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀3丁目22番13号 PMO八丁堀4F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : https://corporate.tas-japan.com/

情報提供元:@Press
記事名:「テレワークの浸透が居住地の多様性に与える影響を考察 ~賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2020年10月~