展示コーナー


上級工作 扇風機づくり


幸せの木1


幸せの木2

高崎商科大学(所在地:群馬県高崎市、学長:渕上 勇次郎)は、イオンモール高崎(所在地:群馬県高崎市、ゼネラルマネージャー:頼岡 成司)と企業連携し、ショッピングモールを単なる買い物の場ではなく、地域コミュニティ形成の場としての役割を持たせることができるか、というテーマの下、3年前より協働して取り組んできました。
この度、2020年8月に実施した「夏休みの自由研究inイオン」での取組みについて、お知らせいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/223804/LL_img_223804_1.jpg
展示コーナー

2020年8月に実施されたイベントは、幼稚園児から小学校高学年の子どもまでをメインターゲットとした「夏休みの自由研究inイオン」。こちらは、同年代の子供同士が家族も含めてコミュニケーションを取りながら、大学生の助けを借りて夏休みの宿題である「自由研究」に取り組むというものです。イオンモール高崎内の未来屋書店とも連携をし、工作キット紹介ブースと自由研究のまとめ方コーナーも設置しました。2019年の12月より半年を掛けて取り組んできた企画であり、イオンが掲げる「ハピネスモール」の方針にも合致する内容でした。

しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、密閉・密集・密接、いわゆる3密を避けてのイベント実施が必須となり、参加者同士のコミュニケーションを避けなければならないことになりました。これは根底にあるコンセプト「コミュニティデザイン」を阻むものです。そこで、学生たちはどのようにしたらフィジカルディスタンスを保ちながら、コミュニティデザインを実現できるかを検討しました。

その結果「価値観の共有を行う」ことで、同じ考えや想いを持った人がいるということを認識してもらい、人と人との心の距離を縮めるという企画に行きつきました。具体的には、人との交流が減り、心身ともに厳しいこの状況下においても、それぞれに感じた日々の幸せを、葉に見立てた紙に書いてもらい、『しあわせの木』を作り上げるというものです。『しあわせの木』に貼られたみんなの幸せを読むことで、共感を生み出すことを目指しました。当日イベントに参加した子供たちは、それぞれの「しあわせ」を木に貼り付けながら、同じような記載を見つけると笑顔になっていました。一方、保護者も子供たちが何気なく書いた「しあわせ」に驚きや気づきがあり、思わぬ形で親子間のコミュニケーションが図られました。

この企業連携プロジェクトのリーダーを務める高崎商科大学経営学科・松元 一明准教授は、この取り組みの結果について「今回のプロジェクトは、人々との物理的な距離を保ちながら、心の距離を縮めていくという困難な命題にチャレンジするものとなりました。例年ならば学生が大学に集まり、わいわいがやがやとグループワークをするのですが、今年はコロナ禍のために、遠隔でのワークが中心となりました。学生は個人ワークにも多くの時間を使い、ZoomやLINEなどのツールを駆使してグループワークを行い、学生同士の意思疎通を図っていきました。
地域の子どもたちの『夏休みの自由研究』をお手伝いすることで、コミュニティを応援するという企画に加えて、『しあわせの木』は、心を通じたコミュニティ醸成を図るチャレンジングな企画となりました。苦労も多かったプロジェクトでしたが、参加された皆様にとても喜んでいただき、また学生の成長も実感することができた、意義あるプロジェクトであったと考えています。」と言っています。

毎年、本プロジェクトは学生のユニークなアイディア創出を促し、それらを活かして実社会と同様の課題解決プロセスを体験させるため、モノコト消費とマーケティングの考え方を2つの柱としてプログラムを組んでいます。約半年間をかけて企画を立案し、4月にはイオンモール高崎に対する企画プレゼンテーションも行います。今回は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、プログラムの後半はほぼ遠隔会議システムを活用してのワークショップやプレゼンテーションとなり、チーム間での情報共有や、共同作業に多くの工夫が必要でした。2020年8月9日(日)には実際のイベントがイオンモール高崎にて行われ、フィジカルディスタンスを保ちつつおよそ50組の家族が参加する盛大なイベントとなりました。
高崎商科大学では、同様の取り組みを今後も継続し、地域社会の振興について研究を進めていきます。


【本取り組みのポイント】
・学生のアイディアで、モールを地域コミュニティ形成の場としてプロモーション
・イオンモール高崎とのコラボ企画
・学生が企画したイベントを実際に学生の運営の下に実施する
・モノコト消費とマーケティングの考え方を柱とした教育プログラム


【概要】
高崎商科大学では、革新的企業と連携し、次世代を担う学生育成のため「3.5本の矢プロジェクト」を推進しております。
今回は、イオンモール高崎にて、人の賑わいを創り出し、モールが地域のコミュニティ形成の場として機能する企画案を提示し、採択されたイベントを実際に学生運営の下に行うという取り組みでした。本取り組みの特長は、企画だけにとどまらず、実際に採択された企画案をイオンモール高崎にて実施するという、実証の場も用意されており、高い効果が期待されるPBL型の実践的教育プログラムであるという点にあります。

本取り組みは以下のスケジュールで行われました。
1. 2019年12月上旬 イオンモール高崎による地域活動の授業内講演
2. 2020年1月中旬 Kickoff ワークショップ
3. 2020年2月上旬 イオンモール高崎視察&モノコトワークショップ
4. 2020年2月~3月 ワークショップ(3回)
5. 2020年4月中旬 学内にてPreプレゼンテーション
6. 2020年5月中旬 イオンモール高崎に向けた本番プレゼンテーション
7. 2020年5月下旬 採択企画の発表、振り返りワークショップ
8. 2020年6月~7月 企画修正・イベント準備
9. 2020年8月9日 イベント企画実行
10. 2020年8月下旬 全体振り返りワークショップ


■大学概要
商号 : 高崎商科大学
代表者: 学長 渕上 勇次郎
所在地: 〒370-1214 群馬県高崎市根小屋町741番地
設立 : 2001年
URL : https://www.tuc.ac.jp/

情報提供元:@Press
記事名:「高崎商科大学×イオンモール高崎、企業連携プロジェクトの取り組み状況に関するお知らせ PBL型の実践的教育プログラム