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甘酒は「単なるアルコール類」というイメージが持たれないせいか、妊娠中でも飲んでいいの?という疑問をもつ妊婦さんも多いんだとか。「酒」ってつくけど一体どうなの?健康に良さそうだからちょっとくらい良いのでは?そんな疑問について調べてみました!

甘酒は栄養満点な飲み物

最近美容や健康に良いと注目されているのが、甘酒です。甘酒は、食べる点滴と呼ばれているほど栄養価が高いことが特徴です。ビタミン類の吸収率が90%以上となっていますし、人間の体で生成できない必須アミノ酸も豊富なので日常的に取り入れたいところ。

妊娠中は栄養素をバランスよく摂取したほうがよいですし、それらの栄養素の効果を得るために甘酒はよい飲み物といえます。

ただ甘酒には2種類あり、妊婦でも飲める甘酒とアルコール分が入っていて妊婦にはおすすめでない甘酒があるので注意が必要です。

妊婦が飲めない甘酒

妊婦に好ましくない甘酒は、酒粕から作られたものです。

酒粕は日本酒を作るときにできる副産物ですがもともと甘みがないため、酒粕の甘酒には糖類が加えられており、カロリーが高めです。そして何よりもアルコールが残っていることが妊婦にはNGな点です。

アルコール分は1%未満であるものの、妊娠や授乳期の人や運転時、子ども、お酒に弱い人は注意するように表記がされています。

またアルコール1%未満はノンアルコールと表記されますが、ノンアルコールだからといって安心なわけではありません。たくさん飲むとその分だけアルコールを摂取することになるので気を付けましょう。

妊婦が飲める甘酒

妊婦が飲める甘酒は、米麹から作られたものです。米麹とは、蒸した米に麹菌をふりかけ発酵熟成させて麹のでんぷんを糖分に変化させたもの。麹の自然な甘みがあることと、米のミネラル分がそのまま残っていることが特徴です。

もともと甘みがあるため糖分を加えなくても甘さがあります。

また、カロリーが低く妊婦に心配なアルコールも全く含まれません。米麹から作る甘酒なら、妊婦も安心して飲むことができます。

市販品は酒粕から作ったものが多いので、購入する時にはしっかりと成分表示を見て原材料を確認するようにしましょう。

甘酒の胎児への影響は?

もし酒粕から作った甘酒を飲んでしまった場合、胎児への影響はあるのかは気になるところです。

妊婦が摂取したアルコールは胎盤を通して胎児に届きますが、胎児は消化器官の機能が未発達であるためアルコールを分解することができません。胎児の体内にアルコールが残った状態が続くと、胎児性アルコール症候群を引き起こす可能性があります。

ただ、1杯程度で影響が出るかというと、リスクはかなり低いといえます。

しかしながら、飲まなければリスクはゼロです。少量だからと油断せず、赤ちゃんへの影響を考えて1%未満であってもアルコールの摂取は避けるほうが無難です。

ノンアルコール甘酒の作り方

妊婦が飲める甘酒は、自分で手作りすることができます。

材料
・米麹200g
・炊いたご飯300g
・水800ml
・ショウガと塩 少々

まず水700mlと炊いたご飯を鍋に入れて火にかけます。

おかゆ状になったら冷まして炊飯器に移し、米麹と水100mlを入れて、炊飯器を保温設定にします。

ふたは閉めずにキッチンペーパーを数枚重ねてお釜の上に乗せておきます。

8時間ほど経つと、水分がしっかり出ています。水分が出ていなかったら、100ml程度のぬるま湯を入れて3時間ほどさらに待ちましょう。

仕上げにショウガのしぼり汁を入れてかき混ぜれば完成です。ショウガはお好みで、入れなくても構いません。

妊婦に甘酒が良い理由

妊婦に甘酒が良いと言われる理由は、栄養価が高く栄養吸収率も良いからです。

特に妊婦はつわりの影響によって食欲不振になる場合がありますし、体調が悪くなっても胎児に影響のある薬を使用することができません。そんな場合でも甘酒で必要な栄養素を補うことができます。

また、妊婦はホルモンバランスが乱れがちで便秘や下痢になりやすいのですが、甘酒にはオリゴ糖や食物繊維が含まれており腸を整えてくれる効果があります。

その他にも、血圧上昇を抑える働きがあり、妊婦が注意したい妊娠高血圧症候群に対しても効果的です。

妊婦が1日に摂取していい甘酒の量

どんな食材でも食べ過ぎると効果が得られないどころか、逆効果となることがあります。妊婦に甘酒がおすすめだといっても、たくさん飲めば良いというわけではありません。

1日に最適な摂取量は、200mlと言われています。過剰摂取すると、甘酒に含まれるブドウ糖によって糖尿病になりやすくなるなど逆効果になってしまうことがあるからです。

さらに、一度に飲むよりも数回に分けて飲んだほうが良いとされています。毎日継続して飲むことは大切ですが、たくさん飲んだからといって効果が倍増するということはありません。できるだけ数回に分けて飲み、飲みすぎないように気を付けましょう。

おすすめ市販甘酒3種

スーパーでも手軽に購入できる米麹で作られた商品を紹介します。

・マルコメ 米麹から作った甘酒

1回分飲み切りタイプで、ふたのシールを剥がせば容器ごと電子レンジで温められます。砂糖も一切使用していません。サラッとした飲み心地が特徴です。

・八海山 麹だけでつくったあまざけ

こちらも砂糖不使用で、すっきりした味わいです。ペットボトルに入っているので、飲む分だけ注ぐことができます。

・篠崎 あまざけ国菊

瓶入りの商品で日本酒メーカーではありますが、米麹と米だけしか使っていません。

モンドセレクションで金賞を受賞した経歴のある商品なので、人気があります。

・八海山 麹だけでつくったあまざけ

こちらも砂糖不使用で、すっきりした味わいです。ペットボトルに入っているので、飲む分だけ注ぐことができます。

・篠崎 あまざけ国菊

瓶入りの商品で日本酒メーカーではありますが、米麹と米だけしか使っていません。

モンドセレクションで金賞を受賞した経歴のある商品なので、人気があります。

妊娠中でもお酒を飲む気分で楽しんでみるのもありですね!

情報提供元:Moopen
記事名:「妊婦でも甘酒を飲んでいいの?胎児への影響は?