ネット版の『夕刊フジ』が、「まだ早すぎ」なのか、それとも「そろそろ旬の話題」なのか、そこらへんのタイミングはよくわからないのだけれど、「今年のNHK紅白歌合戦はどうなるのか?」みたいな予測記事を配信していた。

 

出場者は『今年の活躍』『世論の支持』『番組の企画・演出』を大きな柱として選出しておりますが、最近はアーティストの価値観も変化しており、紅白だからといって二つ返事でOKというわけではありません。リハーサルや本番のために、年末に何日も拘束されることも不評を買っていました。このように、限られた時間と空間での演出を理由に、アーティスト側がオファーを断ることも少なくはありませんでした。

 

……と、どちらかと言えばネガティブな「ここ最近における紅白の実状」を述べたうえで、今年は「コロナ渦による3密防止の風潮が、結果的には紅白にとって追い風となるのではないか?」との予想を立てていた。理由は以下のとおりである。

 

1. 3密対策として、ステージに出演者一同が集まることなく、「リモート出演」という名の“中継”を選ぶアーティストが増えるのではないか? 

 
2. 中継ならば、自分たちのイメージに沿った演出も可能だと考えるアーティストも出てくるのではないか?

 

3. となれば、NHK側もリモート出演を前提として、これまで紅白に出たことがないようなアーティストにもオファーをかけるのではないか?
 

4. リモートだとアーティスト側も、わりとオファーを断りづらいのではないか?
 

5. したがって、意外なビッグネームの出場も期待できるのではないか?
 

多少希望的観測も混じっているのか、全体を通じては楽観的すぎるきらいも感じられなくはないものの、新型コロナウィルスが人類に及ぼす実質的かつ心象的な影響力が、このたった2〜3ヶ月ほどで劇的に変わらないかぎり年末の紅白を従来のスタイルのまま決行するのは、果てしなく困難であることに間違いはない。「リモート出演」がメインとなる流れは、避けようもないだろう。さらに、これもまた私個人の「希望的観測」にすぎないのだが、「コロナによって弱りきってしまった音楽業界に活力を注入する」といった名目で、やはり「これまで紅白に出たことがないようなアーティストが出演を考える」かもしれない。

 

いずれにせよ、「従来のスタイルのまま決行するのは困難」であることをプラスに転じることが重要なわけで、もちろんのこと、これはなにも紅白だけに限定された話ではない。だからこそ、今年を締めくくる大晦日の定番行事「紅白」には、あらゆる実験的な試みを存分に示していただき、決して大袈裟じゃなく、我々日本国民に「変わる勇気」を与えてもらいたい。あと、ついでにはガキ使の『笑ってはいけない年末SP』にも。そして、“いつも”と同じように、リモコンでチャンネルをNHKと日テレの間を、せわしなく行き来したいのだ。

情報提供元:citrus
記事名:「今年の紅白はどうなる?「リモート出演メイン」という前代未聞のスタイルも!?