「お前のために遣った金返せ!って言いたい。カードの明細、紙吹雪にしてぶっかけてやりたいよ!」

 

うららかな春のカフェで、何やら物騒な会話が聞こえてきました。ここからほど近い会場では、まもなくアイドルのコンサートが開かれます。冒頭のセリフの主は、20代前半の女性。「まぁまぁ」となだめる友に、怨嗟をぶちまけているようです。

 

なんでも、彼女が応援していたタレントが突如引退。本当なら出るはずだった公演もキャンセルになったとか。その理由は……どうやら“ご結婚”。なるほど、心中は大荒れだろうと思います。

 

昨年12月の岡田准一さん(37)に続き、今年3月には森田剛さん(39)がご結婚、ジャニーズの既婚者も徐々に増えてきました。ご結婚はもちろんおめでたいことですが、ファンとしては横並びに平らかな気持ちでいられるとは限りません。

 

前出の女性がなぜ激怒していたかというと、辞めたタレントは「まだまだ、アイドルとして道半ば」であり、「上を目指せるよう、全力で応援している最中」であったから。

 

地方公演にも足を運び、グッズを買い、“彼”に恥をかかせないよう、おしゃれや美容もがんばって “支えて”いたのに、まさかの結婚で辞められるとは、失望もしようというもの。

 

言うなれば、「血税を吸い上げておきながら不倫辞職した市会議員」みたいな感じでしょうか。市民の気持ちもわかります。

 

アイドルの結婚をどうとらえるかは、相手の現状や見る人の心持ちで異なり、本当にさまざまです。ここに、いくつかの声をご紹介してみましょう。

 

 

■結婚、大賛成です!

 

「彼を“人”として好きだから、いい人がいたら遠慮せずに結婚してほしい。あの素晴らしい歌声やルックスは後生に継ぐべきものだから、きちんと遺伝子を残してほしんです」

 

 

■バレないようにしてください

 

「恋愛や結婚をするなというのは無理でしょう。でも、絶対に相手や結婚生活を公にしてほしくない。もし具体的なことを知ったら、“なんでアタシ人のダンナの写真買ってるの?”とか我に返って興ざめしちゃう。気持ちよくお金を遣わせてほしいです」

 

 

■アラフォー以上ならOK!

 

「ファンの応援あってこそ活動できるのだから、せめて若いうちはプライベートな喜びはガマンしてほしいかな。さすがにアラフォーになったら、今までこらえてくれてありがとうと思うし、祝福できると思います」

 

 

■“結婚”の圧がイヤ

 

「趣味の世界に“結婚”を持ち込んでほしくない。せっかくそういうものを忘れたくて楽しんでるのに、気が重くなってしまうから。結婚だけでなく、結婚や育児関連のCMとかを見せられるのもイヤ。好きなタレントに“結婚はいいものだ、祝福しろ”って圧をかけられているような気になるから」

 

 

■アイドルと結婚は両立できない

 

「結婚したいならすればいいけど、アイドルをやり続けるのは違うと思う。アイドルっていうのは、誰のものにもならず、夢を見せてくれるものだから。結婚したら潔くやめて、歌手なり俳優なりに転向してほしい。結婚してるくせに表向きは“結婚? なにそれ?”みたい顔してアイドルをやり続けるのって、私は納得できない」

 

ほかにも、「いいパフォーマンスを見せてくれれば、まったく気にしない」「むしろ、早く二世を作って共演してほしい」といった意見がありました。なかなか一筋縄ではいかないのが、アイドルと結婚、なのだろうと思います。

 

そういえば、井ノ原快彦さんがご結婚された際、三宅健さんがラジオで“結婚”について思いを語られたことがありました。

 

いわく、「今まで好きで好きでしょうがなかった人が結婚しちゃって、それは失恋ですから。そうなんです、だからすべての人がハッピーではない。幸せを手に入れるってことは、誰かが傷つくかもしれない。そういうことだ、ってことですよ」

 

大変含蓄のあるお言葉で、人を魅了する仕事をしているかたは、すべからくこういう思いをかみしめているのではないかと思います。

 

さて、今年これからご結婚するアイドルは、おられますかね……?

情報提供元:citrus
記事名:「「ジャニーズの結婚」をジャニヲタはどう見つめているのか?