ビジネスでも恋愛でも、出会いの季節がやってきました。……というか私に言わせれば365日24時間、出会いの季節ですが、ふだんボーッとしている方はフレッシュなこの時期に頭を切り替えましょう。初対面のコミュニケーションと言えば「自己紹介」ですね。大勢の前か、1対1か、肩書きや職業を伝えるか、趣味や特技から共通の話題を探るか、などフォーマットや内容はさまざま。ただ、多様だからこそ、「ウケを狙いすぎてスベる」「緊張してしどろもどろになる」といった恥ずかしい失敗をする可能性があります。なぜか。「誰に何を伝えるべきか」がはっきりしていないからです。今回はこの自己紹介について、ビジネスと恋愛の違いを説明しましょう。

 

 

■自己紹介の中身は「どうでもいい」

 

自己紹介の内容に“違い”はあるのでしょうか。ビジネスパートナーとは損得勘定で話しますから、話の分かる相手だ、この人に任せて大丈夫だと思われるような情報が必要です。一方、恋愛の場合は、自分にホレてもらわなければなりません。

 

ただ、第一印象を作るのは最初の6秒。人は見た目が9割。「メラビアンの法則」としてあまりにも有名ですが、スマイルや身だしなみ、話し方、信頼できる身振り手振りなど、好感度を上げる振る舞いは、ビジネスでも恋愛でもあまり変わりません。

 

初対面のタイミングでしくじると、巻き返しには案外時間がかかります。……なんて言うと、プレッシャーを感じるかもしれませんが、正直「中身なんてどうでもいい(笑)」んです。特殊な自己紹介なんて必要ないし、だいたいどこかで聞いたような内容なんですから。

 

大事なのは、「NG項目」を押さえること。あとは、ちょっぴり好印象に見せるテクニックを追加すればOK。とくに、NG項目は恋愛ならではのものが少なくありません。

 

 

■言及厳禁な「NG項目」4選

 

その1 ムダに「謙遜」してはダメ!

 

クライアントにお世辞を言われたら、「いえいえ、御社あってのことですから」とクッション言葉代わりの謙遜をするでしょう。でも恋愛で、とくに男性は女性の言葉を言葉通りの意味で受け取ります。余計な謙遜や卑下するような表現はNG。

 

たとえば、「うっかり○○銀行(または大学)に入って……」と自分の学歴や職歴を卑下すれば、相手のほうが下のランクだった場合に気まずくなりますし、「家事は苦手でいつも外食ばかりで……」と言ったら、ゴミ屋敷住まいのチャランポランだと思われてしまうかもしれません。よく知らない相手に余計な弱点を見せないこと!

 

その2 「親の存在」を匂わせちゃダメ!

 

上司から引き継いだ仕事の相手なら、「御社と長くお付き合いさせていただいている○○と現場を回っています」と伝えれば、安心させられます。しかし、恋愛シーンで「昔サッカーやってました。おふくろがサッカー毎週見に来て……」と下手に親を登場させると、“マザコン認定”されかねません。

 

「小学校時代にサッカーをやっていたけど、今はテレビ観戦専門です(笑)」という趣味の話につながるエピソードだったのに、もったいない! ちなみに、スポーツや部活の話なら、「大会の優勝歴はないんですが、小学校から大学までやってました!」と“長さ”を強調すると、熱心さや一途さが伝わるのでおススメです。

 

その3 「忙しぶる」のはダメ!

 

アラフォーにもなれば、家事手伝いのままボーっと40歳を迎えた女性より、仕事を頑張ってきた女性の方が高く評価されます。「女性の年収が高いと引かれるので隠そう」とアドバイスする結婚相談所もありますが、そんなの昭和すぎ!

 

ですが……大したこともせず忙しぶってる女はチャンスを逃します。「来週はちょっと……」「夜はちょっと……」とデートの誘いをかわしまくり、脈ナシだと判断される人は少なくありません。恋愛シーンでお相手の趣味を聞いたら、「え~! 私も気になってたんです、一緒に行きましょう。いつでも誘ってください」と即答しなさい! 大人になったら、時間は調整して作るものです。

 

その4 「モテてる&遊んでるアピール」はダメ!

 

意外に多いのがこのパターン。婚活で会った人に対し、「別にモテないから婚活しているわけじゃないから。あなたと違うんです!」とマウンティングしようとするんですよね。それ、逆効果。「他にも相手がいるなら、お呼びでないのかな……」と思われるのが関の山です。

 

また、お酒好きアピールも「だらしなく夜遊びするタイプ」「外食ばかりで金のかかるタイプ」と思われるかもしれません。「先週末は、女友達を励ますため会社近くの焼鳥屋さんに行きました。私もお酒は好きだから、みんなで盛り上がりました!」など、最初は相手の様子を見ながら自己アピールと合わせて伝えるのが吉でしょう。

 

 

■「会う前から楽しみにしてた」はキラーワード

 

自己紹介後のコミュニケーションも重要です。恋愛の場合、以下のどちらが正解でしょうか?

 

A はじめまして〇〇です。今日はお目にかかれるのを楽しみにしてました!

B はじめまして〇〇です。どちらに座りますか? 飲み物は?

 

B……も、気が利いていていいなと思うかもしれませんが答えは……Aです!

 

婚活や合コンの場合、「会う前から楽しみにしていた」はとっても有効な一言。会う前から出会いがはじまっていたことを相手に印象づけられるからです。できれば、初めてお会いした日の別れ際も「またお目にかかれたらうれしいです」と伝えましょう。

 

先述の通り、男性って想像以上に相手の言葉を言葉通り受け取ります。この一言で「断ろうと思ったけれど、また会いたいと言われたことが印象に残っていて、思わずOKを出した」例もあるくらいです。

 

 

■目指すは「なんとなく、いい人っぽい」

 

他にも、自己紹介の前後にさりげなく、こんな言葉を添えてみてください。

 

「今日はちょっと肌寒いですね」

「電車、混んでいませんでしたか?」

「朝早くからありがとうございます。私の都合に合わせてもらって、大丈夫でしたか?」

「遠くまで来てもらってすみません。とっても助かりました!」

 

ちょっとした気遣いを見せるだけで、やさしそうな印象が増しますよ。

 

今回は自己紹介とそれに紐づくちょっとした会話のコツをお伝えしました。NGポイントをかわし、気遣いを見せる。それだけでいいんだから簡単ですよね。落語や漫談じゃないんだから、無理に盛り上げなくたっていいんです。まずは「なんとな~く、いい人っぽいな」と思われるように、頑張ってください!

情報提供元:citrus
記事名:「【働く女のモテ道場】初対面でゲームオーバー! 絶対にやってはいけない「自己紹介」