• Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • DHC
  • ヤフオク
  • Google
  • Yahoo!
  • LiveMe
  • MATCHNOW
  • じゃらん
2019.01.11 20:00 BUSINESS LIFEビジネス・マネー

タバコを吸わないのに口が臭い?原因は「ストレス」かもしれない

「顎がゆるめば、不調は改善される」(著: 滝澤聡明)より

働く人の大敵「口臭」

口臭は、人と接する機会の多いビジネスパーソンにとって大敵です。

相手に不快感を与えないようにガムを噛む、専用のサプリメントを飲むなど、気を遣っている方も多いのではないでしょうか? しかし、それでは口臭の根本的な解決にはなっていません。

口臭を始め、虫歯や歯周病など口の中のトラブルは現代人につきもの。今回は「喫煙と歯の健康との関係」から「口臭の原因」まで、探っていきたいと思います。

 

歯の健康にとって煙草はどうなのか?

2016年、”煙が出ない煙草”として「IQOS」が話題になりました。火を使わず、灰が出ない、ニオイも少ない革新的な喫煙器具として、売り切れ店が続出。日経トレンディの「2016年ヒット商品ベスト 」では、見事3位に輝いています。

「煙いからあっちで吸って!」と、家族から文字通り煙たがられていたお父さんも、これで堂々と煙草が吸えるようになるかもしれませんね。

しかし、歯の健康にとって煙草はどうでしょうか?

私が口腔内に影響を与えるものとして、すぐに思いつくのは、実は煙草です。

煙草に含まれるニコチンやタールが、身体にさまざまな影響を与えるということを、みなさんもご存じかと思います。肺がん、咽頭がん、心筋梗塞、脳卒中……他にも健康被害として挙げられるものはいろいろあります。

歯科医という立場から、あえて口の中に限って言いますと、煙草を吸う人はヤニで歯が黄色くなりがちですし、歯ぐきの色も変わってきます。健康な人の歯ぐきは薄いピンク色ですが、ヘビースモーカーの人はどす黒い色をしているので、口の中を見ただけですぐにわかってしまいます。

 

ヘビースモーカーは傷が治りにくい

歯ぐきの変色はヤニが付着しているのも1つの原因ですが、血行不良によるところも大きいのではないでしょうか。煙草に含まれるニコチンには血管を収縮する作用があり、言ってしまえば、煙草を吸わない人と比べて血液を通すホースが細くなっている状態。

ご存じの通り、血液には赤血球や白血球などが含まれ、身体に取り入れた栄養を全身に運んだり、細菌やウイルスから身体を守って傷を治したりといった役目を果たしており、私たちの健康維持のためになくてはならないものです。

その血液を通す道が狭く滞っている状態では、血液がうまく送り込まれず、傷の治りが遅くなったり、歯ぐきの変色の原因になったりすることも考えられます。「細菌に感染しやすくなり、歯肉炎や舌がんになるリスクが高まる」というデータもあるくらいです。 

ですので、インプラントや親知らずを抜く手術をした後は、患者さんに必ず「傷が治るまでタバコは控えてください」と伝えています。

 

口臭が強くなる原因は「膿」?

それから、ヘビースモーカーは口臭が強いのも特徴的です。

口臭は、歯周病や、歯ぐきに亀裂が発生している場合に起こりやすいのですが、原因は「膿のにおい」なんです。煙草のニコチンによる血管収縮作用で血流が悪くなると、口の中にできた傷口から感染、ジュクジュクと膿んでしまったりします。膿そのものが強烈なにおいを発しているのに、そこにニコチンのにおいも合わさって、ちょっと歯を磨いたぐらいでは取れないほどのひどい口臭を引き起こす場合があります。

どうしても禁煙できないという人でも、少なくとも口の中にある傷が治るまでは煙草を吸わないようにするのが賢明です。そうでないと、口を開いた瞬間に周りからサーッと人がいなくなってしまうかもしれません。

 

口臭の原因の大半は、舌についた「舌苔」

煙草は吸わない、歯周病や歯肉炎にもなっていない、それでも口臭が気になる人は、舌に「舌苔」(ぜったい)が溜まっているのかもしれません。

鏡で舌を見てみてください。表面が真っ白になっていませんか?

舌の表面はザラザラと細かいひだ状になっているため、そこに細菌や食べかすなどが付着し、舌苔と呼ばれる苔のようなものが蓄積されていきます。実は一般的な口臭の原因の大半は、この舌苔によるものだと考えられます。

舌の表面に貯まる舌苔は、「体調不良や睡眠不足などによるストレス」が原因で増えやすくなります。

 

口内菌のバランスが変化すると舌苔が増加

また、抗生物質などの薬剤も原因の1つです。

抗生物質というものは、基本的にある特定の菌に対して効果的に働くもの。ですが、口の中にはさまざまな菌が付着しているので、特定の菌を退治したら他の菌が繁殖し、口の中の菌のバランスが変化します。

口の中を、アフリカのサバンナに例えてみましょう。サバンナには肉食動物のライオンと、草食動物のキリンやシマウマが均衡を保って生活しています。もし、ここにいるライオンが全滅してしまったら、それまでライオンに食べられていたキリンやシマウマたち、他の動物が繫栄していくはず。

口の中の菌も同様です。菌のバランスが変化することで舌苔の増加を促し、口臭につながるのです。

 

舌苔を減らして口臭を防ごう

最近は舌苔を取り除くための舌ブラシなども販売されているので、気になる人は使用してみるのもいいかもしれません。

しかしそれは一時しのぎの方法にすぎないのでは、と私は思います。舌苔を減らすには、大きな原因であるストレスを解消し、きちんと睡眠をとるのが一番の解決策でしょう。

また、舌苔を取り除こうとゴシゴシこすりすぎると、舌を傷つけてしまう可能性もあり、逆に唾液の分泌量を減らしてしまうことにもなりかねません。頻繁に舌掃除をする必要はないので、「気になったときだけ」「磨くときはやさしい力で」ということを忘れないようにしましょう。

口臭は、人と接することの多いビジネスパーソンにとって大敵。ぜひ、今回紹介したことを口臭予防に役立ててみてください。

 

『顎がゆるめば、不調は改善される』
(クロスメディア・マーケティング)

情報提供元:BUSINESS LIFE
記事名:「タバコを吸わないのに口が臭い?原因は「ストレス」かもしれない

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページトップ