部屋のどこでもインターネットに接続できるWi-Fiは便利ですが、設定がWEP方式だと暗号鍵が簡単に抜き出せてしまいます。Wi-Fi設定では「WPA/WPA2-PSK」の方式を選ぶのが正解です。そこで、Wi-Fiの設定がWEP方式の場合、どれほど簡単に暗号鍵が解析されてしまうかを見ていきましょう。

Wi-FiでWEP方式は容易に解析される

Wi-Fiでは、通信を無線で行うため中身を第三者に覗かれる危険性が高いといわれます。このため、情報を保護するためにデータを暗号化して通信しており、その暗号化方式が「WEP」や「WPA/WPA2-PSK」というわけです。

ただし、WEP方式は古い暗号化方式で容易に解析されてしまう可能性が大。一方の「WPA/WPA2-PSK」は現在主流の暗号化方式です。最新のWi-Fiルーターを購入すると自動でこの方式で暗号化。解析される可能性はかなり低いでしょう。

ここで、WEP方式の解析テストを行うのは「Kali Linux」という、さまざまなハッキングツールを詰め合わせたセキュリティテスト用のLinuxです。Kali Linuxには、仮想マシン上で動作するVM版があるので、これを入手しました。

Wi-Fi設定でWEP方式の使用は避ける

Kali Linuxが導入できたら「aircarck-ng」で暗号鍵の解析を検証します。操作はコマンド入力になりますが、パケットを収集してそれを解析するだけなので作業自体はシンプルです。

なお、パケットの収集にはWi-Fiの子機が必要になります。事前に用意しておきましょう。解析テストは「aircarck-ng」を起動して、まずは周囲のアクセスポイントを探します。

そして、目的のアクセスポイントのパケットを収集し、そのデータから暗号鍵を解析。パケット量が少ないと解析に失敗します。「KEY FOUND!」のメッセージが出たら暗号鍵が解析できたということ。このように、Wi-Fi設定でWEP方式を使用すると、暗号鍵が抜き出されて通信の中身が覗かれる可能性があるのでした。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Wi-Fi設定でWEP方式が危険といわれる理由は?