飼い主さんのいた場所を何度も愛犬がとるとすれば、それは偶然ではなく意図的に行っているといえるでしょう。犬は基本的に飼い主さんの気配を感じられる場所を好む傾向があるからです。

犬が飼い主さんのいた場所を取ってしまう理由は?

くつろぐ犬

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飼い主さんの気配がいくら好きでも、いた場所を常に取らなくてもと思うことでしょう。しかし、愛犬には愛犬なりの理由があるかもしれません。その理由のいくつかを解説します。

飼い主さんのニオイが染み付いているから

犬はニオイで相手を見分けます。大好きな飼い主さんのニオイであふれている空間は、愛犬にとって特に幸せな場所です。

そのため、隙があれば飼い主さんのいた場所を取ろうとするのです。ふと気づくと我が物顔で寝ていることもあるかもしれません。それくらい、飼い主さんのニオイがある場所はリラックスできて安心できる場所といえます。

実はお気に入りの場所だった!!

飼い主さんが留守の時に愛犬がいつもいるお気に入りの場所という可能性もあります。愛犬からすると「僕のお気に入りの場所に飼い主さんがいて座れない」と思っているのかもしれません。

ゆえに、飼い主さんが立ち去るとすぐにその場所に移動しようとするわけです。けなげに飼い主さんがいなくなるのを待っている姿に愛らしさを感じますね。

甘えたいから

子犬や、あまり甘えさせてもらえていない犬は甘え方がわからずに、飼い主さんの気を引こうとして困らせることがあります。その一環で、飼い主さんのいた場所を取ってしまうのです。

そうした犬は飼い主さんを困らせることを喜びとしています。このような事態を避けるために、きちんと時間を取って愛犬と過ごすようにしてください。

中には、飼い主さんの忙しそうな空気を読んで、飼い主さんのニオイだけで甘えたい感情を我慢してしまう犬もいます。従順な性格の犬ほど、欲求をためてしまう傾向があるので注意しましょう。

犬にとって欲求不満はストレスの原因です。ある程度の欲求をくみ取って満たしてあげることはとても大切といえます。

飼い主さんと同等の立場と思っている可能性も!!

犬は群れで生活し、上下関係がきちんと確立された中で生活します。そのような野生の世界では、寝る場所や座る場所などはリーダーと分かれており、共有することはあり得ないといわれています。

ですから、飼い主さんが座っていたり寝ていたりする場所をいつも愛犬が取ってしまう傾向があるなら、もしかすると主従関係が少し崩れているのかもしれません。

見極める目安の一つは、飼い主さんが戻った時にきちんと明け渡すかです。すぐに譲ってくれるようなら、ただのお気に入りの場所なのでしょう。しかしなかなか退いてくれないなら、愛犬が飼い主さんと同等、または上だと思っている可能性があります。

どうしても愛犬を座らせたくない時はどうしたらいい?

ソファーの上に座っている犬

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愛犬が飼い主さんのいた場所を取る心理はいろいろです。しかし、どうしても愛犬に座ってほしくない場所が飼い主さんにはあるかもしれません。そのような時は根気強くしつけましょう。

まずは、飼い主さんが戻った時に「どいてね」とちょっと強くいいます。そうすることで、愛犬はこの場所は飼い主さんに優先権があると理解します。そうなると、徐々に飼い主さんが近づいただけでゆずるようになります。

座布団など動かせる物なら移動させたり立てかけたりして、物理的に座れなくすることでやめさせられます。もし愛犬が怒ったりかみ付いてきたりするなら、上下関係が崩れていると考えられます。あまりにひどい時は関係性を見直してください。

上下関係を教える方法は?

愛犬に上下関係を意識させるためには威圧的な態度が必要と思うかもしれませんが、そうした態度は愛犬をおびえさせるだけで効果がありません。

大切なのは一貫性と、”YES or NO”をはっきりさせることです。そうすれば、犬は何が良くて何が駄目かをはっきり理解できます。

きちんと褒めることも大切です。飼い主さんのいた場所から何もいわなくても移動してくれたら褒めてあげてください。愛犬は褒められると嬉しくなり、次も同じようにします。このようにして、徐々に上下関係を理解していきます。

まとめ

愛犬は常に飼い主さんの温もりとニオイを求めています。そのように飼い主さんの気配を感じる場所は、愛犬にとってオアシスのようにくつろげる場所です。

愛犬に慕ってもらえることは飼い主さんにとって一番の喜びでしょう。きちんと上下関係を保ちながら、愛犬との信頼関係を築いていってください。

情報提供元:mofmo
記事名:「またやられた!愛犬が飼い主さんの”居た場所”を取りたがる心理を解説!!