姿を現した天使

ここに居ては危険

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「近づくと母猫は物陰に隠れたの。すると入口付近から子猫のナノが姿を現したの」TK談。
出典:http://www.lovemeow.com/tiniest-5-week-old-kitten-they-ever-rescued-what-a-difference-3-days-c-2030865623.html

こちらは廃屋の入口に姿を現した時のナノの様子です。 今にも崩れ落ちそうなボロボロのこの建物の中で、母猫と4匹の兄弟達と共に暮らしていたのだそう。 しかし建物は近日中にも取り壊されるといいます。 このままでは親子の身に危険が及ぶのではないかと心配です。

極度に小さなナノ

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ナノは他の兄弟4匹よりはるかに小さい子でした。
「他の子達は650gあるのに、ナノは生後5週でたったの150gだったの」TK談。
ノミだらけの体に脱水や貧血を起こしていた彼が生きていたこと自体が奇跡だったのです。
出典:http://www.lovemeow.com/tiniest-5-week-old-kitten-they-ever-rescued-what-a-difference-3-days-c-2030865623.html

生後5週ほどの子猫の体重は健康であれば600g前後なのだそう。 つまりナノ以外の兄弟は至って健康に成長していると言えます。 厳しい野良生活の中、母猫が必死で子供達を育ててきた証ですね。 ではなぜ、ナノだけが極端に小さく成長が遅いのでしょうか。

ちょっぴり元気になった

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TKのスタッフ達はナノをつきっきりで看病しました。すると3日後には少し元気を取り戻し、兄弟達とたわむれるようになりました。
出典:http://www.lovemeow.com/tiniest-5-week-old-kitten-they-ever-rescued-what-a-difference-3-days-c-2030865623.html

左からキロ、ピコ、ゼプト(下)、ナノ、そしてグラムの5兄弟です。 明らかに兄弟の中でナノだけが圧倒的に小さいのがわかりますね。 とりあえずは少し元気になったようですが、これから先、ナノが兄弟に追いつき追い越す日は来るのでしょうか。

ナノが駆け抜けた軌跡

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その後のナノのことが気になり、TKのウェブサイトを訪問してみました。 するととても悲しい事実がわかりました。

ナノが他の兄弟のように大きくなれなかったのは、どうやら生まれ持った障がいに原因があったようです。 彼は心膜(心臓を包む膜)の中にほとんどの臓器が入り組んだ状態で生まれていたのだそう。 心膜は通常、心臓のみを包む膜であり、その狭い隙間に他の臓器があってはとても心臓と肺がもちません。 そのような理由からナノは命を落としてしまったのだそう。

しかしナノが廃屋から姿を現したことがきっかけとなり、廃屋に住んでいた他60匹ほどの野良猫の群れとナノの家族はブルドーザーに押しつぶされることなく救われました。

その後、ナノが救った多くの猫達や母猫ゼッタ、そして兄弟全員がご縁に恵まれ幸せになったのだそう。

小さな子猫ナノは仲間と家族を救う為にこの世に生まれて来たのかもしれませんね。 与えられた短い命を必死に駆け抜けたナノ、天国でどうか安らかに。

ナノの軌跡を是非動画でご覧ください

情報提供元:mofmo
記事名:「 廃屋に住んでいた天使。解体寸前の建物に暮らす仲間の命を救ったのは一匹の子猫だった